2. 君に近付くこたつの中で 

2016/11/20
本当にもう、色々とすみません…。
リハビリ中…そう、リハビリ中なんですぅ。
(「こいつ、既に元気で元通りだな」という鋭いご指摘はどうかご容赦ください。)



【 君に近付くこたつの中で 】



「ところで乱馬よ。お前、あかねと何かあっただろ?」


体育の時間、クラスメートから唐突に投げかけられた質問に、大袈裟ではなくおれは座ったまま その場で20cmは跳ねたと思う。


「な、なんで…っ!?」
「だってさぁ、最近のあかね ますますかわいくなってきてねえか?」
「そうそう!前までは元気ハツラツって感じだったのに、最近は更にぐっと女らしくなったよな」
「なんかあかねの周りだけキラキラ輝いてるっていうか」
「男嫌いで有名だった天道がいつの間にかあんなニコニコ男子とも話すようになって」
「まさにこれは…」
「「「「「恋の力だな」」」」」

な、なんだよ、みんな揃いも揃って暑苦しー顔でおれに迫り来んじゃねーっつーの。


「…けっ。バカらしい」

おれは大袈裟に呆れた表情を作ると頭の後ろで腕を組み、そのままくるりとみんなに背を向ける。
が、その実 おれの心臓はバクバクと動揺しているのがわかった。

「いいよなー乱馬は」
「そうそう。ある日突然、あんな美少女と許嫁同士だなんて美味し過ぎんだろ」
「しかも年頃の男女が同じ一つ屋根の下。それで家族が留守にでもなっちまったら――」


「"乱馬。今日、家族は誰もいないの…"」
「"ほ、本当かい、あかね"」
「(コクリ…)」
「"じゃあいつものコース、今日はどれのA・B・C?"」
「"や、やだ、そんな…恥ずかしいけど、じゃあ思い切って今日は、恋するC…"」
「"キュートなあかねのCだな?よし、任せとけ!(ガバッ)"」
「"あっ…!――」


ゾゾゾゾゾ…ッ


「て、てめーらっ、気色わりーモノマネで好き勝手言ってんじゃねーっ!」

おれは校庭の土の上で乳繰り合う…もとい、戯れ合うむさ苦しい男どもの頭をバシッと叩くと盛大な溜め息をつく。
何がチャリラリ〜だよ。ご丁寧にBGMまで口ずさみやがって。


「あのなあ、おれがあんな色気のねー女とどうこうなるなんてこと あるわけねーだろーがっ!」
「なにぃ!?貴様の目は節穴かっ」
「はっ、節穴なのはおめーらだろーが。見てみろよ、あのずん胴を――」

そう言って校庭の反対側でソフトボールをしている女子の集団を指差した時だった。
二月のこの寒空の下、みんながみんな上下色気のないジャージを身に纏っている中、一人だけ白い足をにょきっとさらけ出した女の姿……。

(っ!?なっ、なにやってんだよ?あかねのヤツ!)

他の野郎共といったらおれが見てみろなんて言っちまったもんだから、一人ブルマで活躍するあかねの姿に やれ「砂漠に咲いた一輪の花」だの「神は我らを見捨てていなかった」だの言いたい放題だ。
おれとしては「勝手に見るんじゃねー!」と殴り飛ばしてやりたいところだが、自ら見てみろと提案してしまった手前それも叶わない。

(クソッ!いっそおれが水を被ってノーブラで体操服を着てやろうか…!)

ブルマ姿のあかねから男共の視線を逸らすため、そんな不穏な考えが頭を過(よ)ぎる。
幸い すぐに体育教師の笛の合図で集合となってその危機は乗り越えたが、いつの間にやらひろしと大介がおれの隣にみちっと座り込み、互いの肘が当たるくらいの距離で左右両サイドを挟まれていた。
まず最初に切り出してきたのはひろしだった。


「なあ、でも実際の所どうなんだよ?」
「どうって?」
「とぼけんなって。あかねとのことに決まってんだろ?」

大介も合いの手を入れるように続ける。

「お、おれは別に…っ!」
「まあまあ。おれ達は何も乱馬を取り締まろうとは思っているわけじゃないから心配するな」
「そうそう。ただ、焦れったい二人に少しばかりアドバイスをと思ってだな」
「アドバイスぅ?一体何の」

と、急に大介が周囲をきょろきょろ見回すと、先程よりも声のトーンをやや落としてぼそりと囁いた。

「決まってんだろ、さっき言ってた"恋のABC"ってやつだ」
「エ…ッ」

今度はひろしがおれの肩に腕を回しながら、「吐いた方が楽になるぞ」と どこかの誘導尋問のように畳み掛ける。

「なあ乱馬よ、しらばっくれても無駄だぞ。おれ達も大体の調べはゆかやさゆりから聞いてるんだ」
「し、調べって…」
「貴様、とうとう あかねとキスをしたそうじゃないか」
「な…っ!なななななんでそれを……っ!」
「……って。まさか本当にしてたのかっ!?」
「……は?」
「「は…?」」
「「「っ!?」」」



まんまとカマを掛けられたおれは二人に揉みくちゃにされながら、取りあえず先生にまとめて怒られると また懲りずに話の続きをする。

「まあ、過ぎたことを責めても仕方あるまい」

正直 許嫁同士としては遅いくらいだと言われると、それもそうかとこれ以上おれも反論する気にはなれなかった。
が、次のひろしの台詞でおれは再び驚くことになる。

「あとは避妊にだけは気を付けろよ」
「ひっ…!?」
「そう、ゴムの用意は男のエチケットだからな」
「ゴ、ゴゴゴゴゴムって…あ、ありえるわけねーだろっ!?お、おれとあかねがいきなりそんな…っ!」
「…あのな、乱馬。おれ達はある意味 お前のそのピュアさが嫌いではない」
「だがしかし、女はその時を待っているものなんだぞ?」
「そ、その時って…」
「…今度家族がみんな留守にする時。それが乱馬が大人の階段を上る瞬間だ」
「っ!?」
「検討を祈る」


ポンと肩を叩かれると同時に タイミングよく鳴る授業終了のチャイムの音。
それがまるで「ピュアな少年、卒業」の勧告合図のように。
おれの頭の中はすっかりそのことで埋め尽くされてしまっていた ―。










(…とはいってもなぁ)


おれは珍しく一人で帰路に着く道すがら、昼間の大介達との会話を思い出す。

『女はその時を待っているものなんだぞ?』
『今度家族がみんな留守にする時。それが乱馬が大人の階段を上る瞬間だ』

…まさか。
まさかな。
あのあかねに限って そう上手い話があるわけねーじゃねーか。
だってそうだろ?
あの日、あの居間のこたつでキスをしたあの出来事。
あれだって最初は全くの想定外…言ってみれば奇跡みてーなもんで、情けねーけどあれ以来だって実はまだ数えるほどしかキスもしていない。しかもお互い変に意識しちまうから、毎度毎度「じゃあ いいか?」なんて妙なお伺いまで立てちまう始末で。

(ホントはおれだってもっと色々スムーズに事が運んでると思ったけどなぁ…)

だけど あかねの中では「キスを済ませたからはい、次ね」とは簡単にいかないらしくて。
それはそれであかねらしいし、充分に理解も出来る。


(……だけど)


おれはポケットの中に片手を突っ込む。
クチャリ…と音を立てる、そこに忍ばせた小さな厚手のフィルム袋。
それは「餞別だ」と冗談半分に押し付けられた、いわゆる男女の営みに必須のアイテムだった。
普段のおれなら意地でも「いらねーよっ」と突っぱねていたところだろう。
ところがどっこい、「なんだ?本当にいらんのか?」とニヤニヤ笑う悪友を前に「そ、そこまで言うんなら一応もらっといてやるっ」と 最後はひったくる形で手に入れた。

…まあな。
そりゃおれだって進めるもんならその先に進んでみてーとも思うよ。当然だろ?
だけどんなこと言ったって、おれだけその気があってもあかねにその気が無ければ全く無意味なわけで。

(こんなの、使うとしたら一体どんだけ先になるのやら)

そんなやせ我慢にも似た独り言で自分の衝動を戒めつつ、それでもおれはまるで 特別な武器を手に入れた勇者の如く己の気分が高鳴っているのを感じていた。











「ただいまー」

玄関で脱いだ靴を気持ち程度に揃えると、いつもの癖でまずはそのまま居間のほうに足を向ける。


「あ、おかえり」

そこに居たのは、あの日と同じテレビを観ながらこたつで寛ぐあかねの姿。

「随分遅かったわね」
「ああ、まあちょっと……」
「あ、そういえば英語の追試があったんだっけ。ごめんごめん」

「ごめんごめん、あはは」じゃねーよ。
こいつ、絶対わかってて言っただろ?
だがしかし、赤点の追試を受けてきたことは紛れもない事実なので 強気に出れないおれは速やかに話を逸らそうと別の話題を振る。

「そーいえば家ん中が静かだな。親父達は?」
「うん、それがね。お父さん達は急な妖怪退治の依頼で出掛けちゃってて、かすみお姉ちゃんとなびきお姉ちゃんもそれぞれお友達と約束があって帰りは夜遅くなるみたい」
「そっ!それって…!!」

う、嘘だろっ!?
まさか、そんな。
こんなタイムリーかつドラマみてーなことが本当にあっていいものなんだろうか!?

尚も口をパクパクさせて固まっているおれに、少し拗ねた振りしてあかねが続ける。

「もうっ。そんな心配しなくてもちゃんとお夕飯はかすみお姉ちゃんが用意してくれてるから心配ないわよ」

どうやら、挙動不審なおれの様子をみて別の理由を想像しているらしい。が、正直おれの頭の中はそれどころではない。

(お、親父達も留守で、かすみさんもなびきも夜遅くなるっつったよな!?)


それって。
それって……


おれは体育の授業の時にクラスメートが言った台詞を思い出す。



『神は我らを見捨てていなかった』



ああ、なんていうことだ。
どうやら 神は本当に存在したらしい。
何だか目に映る見慣れた居間の光景まで途端にキラキラ輝いて見えてくるのだから不思議なものだ。
おれは一気に高まる心臓の鼓動を感じながら、思わず天に両手を突き上げたい気持ちをぐっと堪える。


(ま、待て待て。こ、こういうことはやはり、あかねの気持ちを一番に考えてだな…)



「ねえ、いつまでそこで突っ立ってるの?」
「へっ?」
「いいから早く手洗いうがいして…」
「…」
「…一緒におこたで温まろ?」


か――っ!
い、今、ニコって。
ニコって今した!
あかねがおれに「一緒に温まろ」って。
一緒に温まる……なんて甘美的響き。普段、シャンプーがそう言いたくなる気持ちもよくわかるぜ。
一緒にって…一緒にって。
あの笑顔ってそうだよな、そういう意味だよな!?

「お、おうっ」

おれは精一杯の平常心を装うとギクシャクと居間を後にする。
そのくせ廊下に出てからからは光の速さで洗面所に向かい、手洗いうがいはもちろん、しっかり歯磨きまで済ませてついでに顔も洗ってみた。
ちらりと時計を見る。
その時計の針が指す時刻はもうすぐ18時になろうかというところ。

く…っ。なんてことだ。
まさかの英語の追試で1時間以上も無駄な時間をロス(=Loss)しちまったじゃねーか。
こんな時に限って追試で出て来たロスがアルファベットで思い浮かんじまうなんて…
えーと、確か"loss of time"だったか。いつ何時とも時間は大切にしないとな。
おれは決意を新たにすると、再びとたとたと廊下を小走りであかねの待つ居間へと向かう。



「あら、随分ゆっくりだったわね」
「そ、そうか?そんなことねーけど」

そう。
たかが手洗いうがいをして歯を磨いて顔を洗った後にデオドラントシートで全身を拭いて仕上げにスプレーを降り掛けただけだ。
何といってもまずは清潔感が大事だろ?
あかねといったら少しはにかみながら「はい、どうぞ」とおれのために温かい紅茶を用意してくれている。
嫁か?
嫁なのか?
思わずそのまま新婚さんごっこになだれ込みたい衝動を抑えつつ、何食わぬ顔であかねのすぐ隣のスペースに腰を下ろそうとする……が。

「ちょっとー、狭いじゃない」
「へ?」
「こんな広いんだからあっちに座んなさいよ」

そう言って指差すのは、初めてのキスの時と同じ あかねの斜め右隣の席。
なんだよ。
一瞬「かわいくねー」と思いつつ、瞬時におれはある答えに辿り着く。

(も、もしかして…)

確かに隣同士だとスキンシップは取り易いが、その代わり互いの顔は見えにくい。
だがこの位置ならば顔はばっちり見える上に その気になったらあかねの右手とおれの左手はすぐ触れ合える場所にある。その上、キスもしやすい角度と言えるだろう。
そうだな、まずはいきなり至近距離じゃなくこの焦れったくもどかしい距離を楽しむのもいいじゃないか。さすが凶暴と言えど女子。絶妙な恋の駆け引きはどうやらあかねの方が一枚上手らしい。

まったく あかねには敵わねえなあ。そう素直に心の中で相手を称えるとともに、おれは誘導されたあかねの右隣へといそいそ潜り込んだ。
さて。
そうはいっても スキンシップの前におれには確認しておかなければならないことが一つある。


「…おめーさ、なんで今日の体育の授業で一人だけジャージ履いてなかったんだよ」
「やだ、見てたの?」
「べっ、別に好きで見たわけじゃねー!ただ地響きがすると思ったらイボイノシシがいてだなぁ!」
「あんたはそんなことしか言えんのかっ!」
「お、おめーこそ 直ぐに手が出る癖は治んねーのかよ……っ」
「なによ、ゆかがジャージ忘れて寒いって言うから貸してあげてただけじゃない」
「……次はちゃんとジャージ履けよ」
「しつこいわねー、わかってるってば…………あっ!」
「なんだよ」
「もしかして乱馬、やきもち?」
「けっ、どわぁれがあかねなんぞに。おれはただ、周りに迷惑を掛けないようにと…!」
「はいはい。まったく素直じゃないんだから」

どうやら何を言ってもおれの負けらしい。
クスクス楽しそうに笑うあかねの笑顔にノックアウトされれば、おれはそのままこたつの中ですごすごと背中を丸めるしかない。




「それにしても寒いわね」
「お、おう」
「あんた、英語のテストは出来たわけ?」
「おう」
「今日の夕飯ね、カレイの煮付けだって」
「おう」
「ミカン食べる?」
「おう」


「もう。さっきから"おう"しか言ってないじゃない!」

そう口を尖らせながら、こたつの天板中央にあるミカンの盛られた籠に手を伸ばし、二つを手に取るとその一つの皮を剥きだした。
……も、もしかして。
あーん、とか?
まさか。
まさかな。
だけど……。

頑ななまでにおれは自分の両手をこたつの中に突っ込むと、いかにも今 手が塞がっていますという体(てい)であかねのほうをじっと見つめる。
あかねの手の中で橙色の艶やかな皮から甘酸っぱい香りを漂わせて現われる果肉の部分。あかねの細い指が その白いミカンの筋を一本一本丁寧に取っていく。

(ああ、あかね。そんな丁寧に取らなくてもおれは平気だぞ?なんだったらその白い筋に一番栄養があるって言うじゃないか)

そんな豆知識も頭を過ぎりつつ、産まれたての雛のようにあかねの指から自分の口にミカンが運ばれるのを辛抱強く待つおれ。
…しかし。


「あら?乱馬は食べないの?」
「へ?」
「あんた ミカン嫌いだったっけ?」

そんなことを言いながら、次々にあかねの口に放り込まれるミカンがおれの口元に運ばれる気配は一向に訪れない。まったく、なんて鈍い女なんだっ!
仕方なくおれはヒントを出してやることにする。

「別にミカンが嫌いなわけじゃねーよ。ただちょっと…」
「ちょっと?」
「い、今、外から帰ってきたばっかで手が冷えてるからこたつで温めてるんでぃっ」

どうだ?
これでおれの両手が塞がっていることがわかっただろう?
だからほら、自由なのは口だけなんだぜ。
なのにこいつときたら

「あ、そうだったの?じゃあここに置いとくからね」

ボンとミカンを一個おれの目の前に置くと、また何事もなかったかのようにミカンの続きを食べ始める。
だ、だからそうじゃねーだろうっ!?




はああ……。


「な、なによ、そんな大きな溜め息ついて」
「……別に」

流石に食べさせてもらいたかったとは言えないおれ。
そんなおれの様子を訝しがるように、あかねが無邪気におれの顔を下から覗き込んでくる。

「ちょっと。顔が赤いわよ。大丈夫?」
「っ!だ、だいじょーぶっ!」

っつーか多分。
いや、絶対。
顔が赤いのは今のおめーのせいなんだけど。
あのな、もしもおれがあとちょっと首を下に傾けたらそのまま、キ、キスが出来ちまう距離なんだからな!?ちょっとは危機感を持ちやがれってんだ。
自分でも顔が赤くなっているのを自覚しながらもぞもぞとこたつの中で姿勢を正していると、隣からちらりと視線を投げかけてあかねがポツリ呟いた。

「なんか今…」
「え?」
「…ス、しちゃうかと思った」
「え…と」
「…なんてね」

どわ――ッ!
なんてね…
なんてね…
なんてね…
かつてこれ程かわいい「なんてね」がこの世にあっただろうか?いや、ない。

ク、クソ…まだ二人きりになってこたつに入ったばかりだというのに、あかねのヤツ 少々ペースを飛ばし過ぎなんじゃないのか?
今からそんなかわいかったら、今後のあんなことやこんなことの時には一体どうなってしまうんだ。

「大丈夫?なんだか息も荒いみたいだけど…風邪じゃないわよね?」
「お、おー、だいじょーぶだいじょー……」
「そう?」

そ、そうって?
そそそそそんな額と額をゴツンと合わせて上目遣いをするなんて、流石にそれは反則だろう!?
だけどそこで一気に行けないのがおれたる所以。

「だだだだだいじょーぶだからっ!」

そう言うや否や、ぐいっと引き剥がすようにあかねの肩を両手で押すと そのままこたつの天板に頬を付けるようにして前に倒れ込む。
あ―…火照った顔に冷てー板の感触が気持ちいい……。


と、そんなおれの様子を見たあかねも おれの真似をするようにこちらを向きながらこつんと頭を天板につけて言う。

「なんだか のんびりして気持ちいいわね」

……って。
むむむむ胸が…。
あかねの、ふ、ふくよかな二つのふくらみがふにゃりと形を変えて天板の上に押し付けられるように乗っている。
焦げ茶色の天板にオフホワイトのリブニットに包まれたあかねの双丘。それがこたつの中央に置かれたミカンと相まって、まるで"今すぐ食べて"と言わんばかりにおれの全神経を奪っていく。

艶やかなミカンの皮に白いマシュマロのようなふくらみ。
艶やかなミカンの皮に白いマシュマロのようなふくらみ。
艶やかなミカンの皮に白いマシュマロのような…………んん?

よ、よく見るとあかねの着ているリブニットが胸のカーブに沿って横に広がり、その繊細な網目の隙間からうっすらと…本当にうっすらと透けて見えるのは、もしかしてブラの形じゃないのか!?
いや、間違いなくそうだろう。これはおれの願望でも透視能力でもなく、じっくり相手を観察する常日頃の訓練の賜物といってもいい。

艶やかなミカンの皮に白いマシュマロのようなふくらみ。
艶やかなミカンの皮を向いたら中から現れる白くマシュマロのような丸いふくらみ。
皮を向いたら露わになる白くマシュマロのような丸いふくらみ。
服の下には白くて柔らかいマシュマロ…が……隠されて誘われてセレナーデ……。


「…なに?」
「へ…っ?」
「そんなじっとこっちを見て」
「そ、そーか?ん、んなことねーけど」

ヤバい。
ついつい己の欲に素直に従って穴が開くほど見ちゃったぜ。
あ、でも本当に穴が開いてしまっていたらそれはそれで大変だな。
あんな場所におれの二つの瞳から発射されるレザービームであかねの二つを狙い撃ち……。
い、いかん、しっかりしろっ、おれ!
思えばおれはまだ修行中の身じゃねーか。いくら何でもこれ以上、こんなところでうつつを抜かしているわけには……


「乱馬?」
「お、おうっ!」
「どうしたの?なんだか今日はいつもの乱馬らしくないわね」
「そ、そーか?」
「うん」

そう言ってまたおかしそうにころころ笑うあかねの笑顔が眩しくて。

…その。まあ、なんだ。
修行中とはいえ、それはそれ、これはこれだろう。
むしろプライベートが充実していないと心が満たされず、心が満たされていないと満足な闘いは出来ねーからな。
うん、そうだ。
これは何もやましいことでも何でもない。
よく言うじゃねーか、守りたいものがあるから強くなると。
あかねと仲良くすること、それがすなわち おれが強く成長するために必要な条件なんだ。

そこまで頭を整理して、まずは落ち着きを取り戻すおれ。
ちらりと時計に目を走らせると、その時刻は既に6:43を示している。


(出掛けているとはいえ、親父達も今晩泊まってくるとは言ってねーしな)


そう。かすみさんもなびきも何時に帰ってくるかわかんねーし、これから起こり得るかもしれねえ情事の時間を逆算すると、決してそれほど余裕があるとは思えねえ。
なんつったって、お互い初めて同士なら全てのコトがスムーズに運ぶとも限らないだろう。特に女側は色々痛くて大変だと聞いているしな……って流石に先走り過ぎか?いや、先のことを想定して動くのは格闘家としての基本中の基本、決して恥ずべきことじゃねえ。
が、これからどうやってその方向に持っていったらいいのか、その肝心なところがおれにはいまいちよく分からない。

(こんなことなら意地を張らずにもっと体育の時に聞いておくんだったぜ…)

そんなことを考えているとつい眉間に深い皺が刻まれる。
その様子を見て再びあかねがおれの顔を覗き込んできた。


「ね、大丈夫?」
「あん?」
「なんだかすごく難しい顔してるから」
「…ちょっとな。戦略を考え中」
「そう」


ヤバいヤバい。
おれ、考えてること口に出してないよな?
そんなことを考える一方で

(男の人が真剣に悩んでる表情って、なんだか格好いいな…)

なんてあかねが思っていることは お互い露ほども知らない。



さーて。こっからどうすっかな…。
一つ屋根の下に若い男女が二人きり。
しかもその二人は既に、りょ、両想いで家族も公認。更にその面倒くせ―家族は揃いも揃って留守ときてやがる。
こんな美味しいシチュエーション、そうそうあるまいと思う一方で おれとあかねを隔てる大きな障害がこのこたつの脚だ。
あかねのすぐ横に転がり込もうにも、この太くなんのくびれもないまさにずん胴のこたつの脚が おれの行く手を大いに阻んでいる。

(く…っ、こたつの分際で生意気な…!)

そんなおれの焦りを嘲笑うように、おれの左太ももにガシガシと当たってくるこたつの脚。
こんにゃろー、やっぱり何かの理由を見つけてあかねの隣に潜り込もうか……
そう思った時だった。



ふにゅり。


「あ、ごめんね。足が当たっちゃった」
「い、いや……」

それまでこたつのすぐ入り口で胡坐を組むように座っていたおれ。
それを少し姿勢を変えるために足を組み直したところ、こたつの中であかねの足とぶつかってしまったらしい。
そ、そうか…っ!こうすれば自然にスキンシップが取れたんだな!?
なのにおれは何をこたつの入り口でもじもじと遠慮なんかしていたんだっ。
つい先程、時間をロスするなと自分に言い聞かせたばかりだというのに、おれは自分の考えの至らなさに心底情けなくなってくる。
待ってろよ、あかね。
こたつの中のあかねの足に、いま あいにゆきます。



「あー、なんか疲れたら眠くなってきちまうな」
「ふふっ。こたつの中って温かくて気持ちがいいものね」

だろ?
そうだろう?
自然に足を伸ばすべくおれの意見に賛同する あかねの嬉しそうな顔。
これは、もしかしてもしかすると。


『女はその時を待っているものなんだぞ?』


そ、そういうことなのか!?



まずは小手調べにと、足のつま先であかねの足の先を探る…が、どうやらあかねは足を折ってこたつに入っているらしい。本来だったらあるべきところにあかねの足が見当たらない。
だけどこんな見えない水面下の動きもある種ゲームのようで。

(こたつの下の見えない中でって、なんかいやらしいよな…)

おれは鼻の下が伸びないようにわざとらしく指で唇の上をこする真似をしながら、そんな不埒なことを考える。
…と。




ふにゅ。



無意識に動かした足の先が またあかねの身体の一部を捉える。
男のおれとは明らかに違う、妙に柔らかいこの感触…。
それをもっと感じたいと思う衝動と共に、ここでおれはとんでもない己の過ちに気付かされることになる。
なんと。
こんな時だというのに、おれはうっかり靴下を履いたままこたつの中に入っていたのだ。


(し、しまった…っ!)


なぜ、なぜあの時、洗面所で靴下を脱いでおかなかったんだ。
そして靴下を脱ぐとともにさっと足の裏を洗っておけば、今頃あかねのあんな場所やこんな場所と触れ合えたかもしれないというのに……早乙女乱馬、最大の不覚…っ!
とはいえ、失望するにはまだ早い。
おれは素早くこたつの中で両足の靴下をもぞもぞと脱ぐと、そのままさり気なくまだ体温の残る温かな二つの布きれをこたつの外にポンと置く。

(よし。まずはミッション1成功だ)

だがしかし、ここでまだ大きな問題が残っている。
そう、靴下を脱いだ後といったら避けられないのが、足の裏の匂いだ。
ましてやここは熱の籠るこたつの中。
それはまさに密室と言っても過言ではないだろう。
万が一にもおれの足の裏が匂うなんてなったら17歳のロマンチックな夢は瞬く間に悪夢へと変わってしまうに違いない。
ここは一つ、エチケットとしてまずは自分で匂いを確認してだな。
もしもこの筋の通った鼻先に違和感を感じた時には 何らかの理由を付けてもう一度洗面所に向かえばいい。
そう思ってこたつ布団を少しだけ上にめくり、寝転がる振りをしてそのこたつの中を覗いた時だった。
じんわりと熱が視覚からも伝わってくるような赤く薄暗い空間の中でおれが目にしたモノは……





「乱馬?なにか落ちちゃったの?」






あかねの…





「乱馬?」





魅惑の三角ゾーンだった。





う、うわーっ!
なんだこれ、
なんなんだこれ!
明るいところで見るあかねの下着姿もいいけど(いや、そうは言っても殆ど見たことはないが)、この破壊力はヤバい。
朱赤ともオレンジ色とも言えない煌々とした赤外線独特の空間の中で ひと際目を惹くデンジャラス。
しかもそのデザインは縞々のトラ柄と、あかねにしてはなかなか挑戦的なチョイスと言えるのではないだろうか。だがしかし、そんなあかねも悪くない。



「ねえ乱馬、大丈夫?」


こたつの中を覗いて固まっているおれを心配するように、少しあかねが身を乗り出しておれに声を掛けてくる。
ああ、そんな短いひらひらとしたスカートで足を動かせば そこが肌蹴るのは当然なわけで…。

ちらり。
いや、むしろガッツリと。

誘ってる…これは完全におれを誘ってるんだよな!?
この温かいこたつの熱気にやられたのか、おれのこめかみがドクドクと音を立てて脈打つのがわかる。
おれとおこたつとあかね。
まるで何かの歌のように おれを誘惑するかのようにゆらりゆらりと動くあかねのトラ柄…。





「あ、あかね……っ」
「ふう…それにしても なんだか暑くなってきちゃった」

…っておい!一体何をする気なんだ!?
おもむろに白いニットの胸元を摘まんだかと思うと、ぱたぱたと仰ぎながらおれの顔を覗き込む様に迫ってくる。



「ね、乱馬も暑くない…?」
「お、おれ…っ!?」

お、おれも暑いっていうか、おれが熱いっていうか、もっと言うとおれの中心がアツくてマグマのようだというか。どっちにしてもアツいことには代わりないおれは 首が折れるほどにガクガクと頷いてそのアツさをアピールする。

「ふふっ」
「っ!?」

な、なんだ!?
突然あかねがおれに向かって両手を広げたかと思うと、まるである二文字を伝えるようにその目が真剣に語り掛けてくる。
そ、その二文字とは。





来・て…。




「あ、あかね…っ?」
「乱馬……大丈夫…だから……」



だ、大丈夫って……。

そ、それはこういうことか!?
大丈夫、うるさい家族はまだ帰ってこないから。
大丈夫、心の準備は出来てるから。
大丈夫、アツいんだったら いっそもっとアツくなっちゃうこと……しちゃおっか……?

そ、そうなんだな?
そういうことなんだよな!?




「あかね…っ!」
「乱馬……」


堪らずおれはあかねの上に覆いかぶさる。
おれの両手を突いた視線の先には髪の毛を放射状に乱し 赤く火照ったあかねの顔。そしてその下には柔らかそうな二つのふくらみがふるんと魅惑のカーブを描いている。


「乱馬…」
「あ…」
「大丈夫…だから……」

もう一度あかねが切なげに言う。

「…っ」






…もうここまで来て我慢なんて出来なかった。
唇を重ねるよりも先に ふるりと揺れる目の前の誘惑に手を伸ばす。
ぐにゅりと柔らかい、おれとは全く違う弾力のそこ。
いつの間にか夢中で手の中の感触を楽しめば、堪えきれないといった様にあかねが小さく「やぁ…っ」と啼いた。
ぐにゃり。
おれを惑わすその柔らかさは とてもじゃねーけど同じ人間のものとは思えなくて。

「柔らけえ…」

思わず零れる隠しようのない本音に またほんのりとあかねが頬を染めて恥じらう。
触れるたびに小さく喘ぐその声が壮絶におれの心をかき乱して。


「あかね…っ」


抵抗する様子を見せないあかねのニットを一気に上まで捲り上げると、そこに現われたのは先程こたつの中で目にした魅惑の三角ゾーンと同じ、シマシマ模様のトラ柄ブラジャー。しかもあろうことか、ただのプリントと思っていたそれはふさふさの毛があしらわれていて あかねの大切な頂きをガードしている。
白い肌にふわふわのファー。

(す、すげえ。今の下着ってこうなってんだな)

おれの前でゆらゆら揺れるトラのしま模様に己の理性は崩壊寸前だ。



「あかね…っ」
「やん…」
「あかね…!」
「にゃ…」
「あかねぇ……っ」
「にゃ~ん…」











「もう…っ大丈夫だからいい加減にしなさい……っ!」


あたしの上に圧し掛かるように甘えるこの大きな猫…もとい乱馬。
話はかれこれ10分程前に遡る。

何かを落としてしまったのか、乱馬がこたつの中を凝視したまま固まったと思った直後。
中から現われたのは 一匹の茶トラ模様の猫"ちゃーちゃん"だった。
ご近所さんで可愛がられているその猫はかすみお姉ちゃんにもとてもよく懐いていて、どうやら今日もおやつを貰いがてら縁側から暖を取りに居間に入りこんでしまったらしい。
そのままこたつの中で眠っているとは露ほども知らず、まさにちゃーちゃんを挟み込むようにこたつに足を伸ばしたあたしと乱馬。
こたつの中を覗き込んだ乱馬はきっと一瞬、自分が見たものを信じられなかったのだろう。

「あかね…?」

そう小さく呟いた乱馬の足の上をのそりのそりとゆっくり一歩ずつ闊歩するちゃーちゃん。
その三角の口がにいっと上に向いたかと思うと。



ぺろん。



淡紅色の薄いスプーンのような舌が 乱馬の顎を舐め上げた。




「…ぎゃ…ぎゃ…………っ」
「…乱馬っ!大丈夫、あたしがいるからっ!」
「ぎゃあああああああああああ!」
「乱馬!大丈夫っ、大丈夫だから!」

こんなところで猫化されて家を破壊されたら堪ったものじゃない。
あたしは思い切り両手を横に広げると 乱馬を受け止めるべく必死でその名前を呼び掛ける。





「乱馬!来てっ!」









…あとはもう言わなくてもお分かりだろう。
すっかりパニックに陥った乱馬はうわ言のように「あかね、あかね…!」と呟きながら、ちゃーちゃんのお腹を揉んでは「柔らかい、ヤバい…柔らかい…」と繰り返す程に混乱を極めている。はたから見たら猫嫌いどころか、ただ猫好きのちょっと危ない人だろう。
そんな乱馬の様子に嫌気がさしたのか、一瞬の隙をついて乱馬の魔の手から逃れるちゃーちゃん。なによ、やっぱり隙だらけは自分のほうじゃない。

幸い猫化しても暴れることは免れたが、あたしのお腹の上に覆いかぶさるように丸くなっているのは一人…もとい、一匹ご機嫌な乱馬。あたしといえば場所が場所だけに そのままこたつの下に倒れ込む形で下から乱馬を見上げている体勢だ。


「もう!重いからちょっとどきなさいってばっ」
「にゃーん」
「こ、こらっ、ちょっと!どこ触って…っ」
「にゃん」
「や、やめ…っ!…あっ…!」



ドサリ。




あたしの視界いっぱいにニコニコした乱馬の顔が映る後ろで、突然何かが床に落ちる音がする。


「あかね…?」
「お、お姉ちゃんっ!?」


そう。
そこにいたのは、お友達と遊びに行って帰りが遅くなるはずのなびきお姉ちゃんの姿だった。
理由まではわからないが、どうやら予定よりも随分早く帰宅してきたらしい。


「ちょうど良かった!なびきお姉ちゃん、乱馬が……っ」

まさに救世主現る。
そんな思いでお姉ちゃんの手助けを求めるあたし。が、そこに返ってきたのは全く想定外の台詞だった。

「いやー…まさかこんな関係になってるとは思いもせず。邪魔したわね」

流石のなびきお姉ちゃんも驚いたのか2秒ほど固まった後、全てを悟ったように「しょうがないからお邪魔虫は退散してあげるわ」と足早に踵を返そうとする。しかもその際 何やら一瞬、部屋の中が白く光ったような気がしたのは果たして気のせいかしら?

「ちょ、ちょっと待ってよっ!これには深いわけがあって…!」
「あんたねー。その格好で言ってもなんの説得力もないわよ?」
「…って」

そこであたしは自分の状況にはっと我に返る。ただ重たい圧迫感だけだと思っていたあたしの胸元は乱馬の手によってニットの裾が捲れ上がり、その胸の間には嬉しそうに頬を擦り付ける乱馬の姿…。

「きゃああ!な…っ!な……っ!」
「あら?何よこれ」

そんな半分下着姿の妹が襲われているといっても過言ではない状況のすぐ横で いつもと全く表情を変えないなびきお姉ちゃんが床に落ちていたものを拾い上げた。

「えーっと なになに、"0.02 オリジナル"……」
「え?なにそれ、お姉ちゃん」

一瞬天を仰ぐように首を上に伸ばし、何やら感慨深そうな表情でなびきお姉ちゃんが大きく息を吐く。

「…よかったわね、あかね。乱馬君もちゃんとあんたの体のことを考えてくれてるみたいよ?」
「ちょ、ちょっとっ!?」
「まぁ検討を祈るわ。あ、写真のお代はまた今度って言っといて」


まるで外国の映画のように大袈裟に肩をすくめると、それだけを言い残して今度こそ足早に居間から姿を消す。
途中 廊下の奥から「言っとくけどまだ叔母さんにはなりたくないからしっかりねー」ととんでもないアドバイスが飛んできて、ようやくあたしは先程お姉ちゃんが拾ったアイテムの意味を確信した。


し、信じられないっ。乱馬ったらいつの間に…!




「こら乱馬っ!いい加減にどきなさい!」
「にゃーん」
「そうやって猫化してればなんでも許されると思ったら大間違いなんだからねっ!」
「にゃ~…」
「そ、そんな顔してもダメッ!」



猫はこたつで丸くなるというけれど。
どうやら この乱馬猫だけは例外らしい。



「にゃ~ん」
「こらーっ!」





ああ、もしもこの世に神様がいるのなら。


どうかどうか、あたしの貞操をお守りください!








< まさかの乱馬視点に続く…。 >






関連記事
comment (14) @ Omnibus 男・こたつ・つれない・許嫁-冬

   
3. 猫にマタタビ おれに許婚  | この数日間にいただいたコメントへのお礼 

comment

: yoko @-
ふ、不憫っっ笑笑笑
乱馬くんが不憫すぎるっっ笑笑笑笑
しかし、男子高校生してる乱馬は楽しいし可愛い〜(=´∀`)人(´∀`=)
なんかめっちゃ笑わせてもらいました\(^o^)/
リハビリでこのクオリティ……kohさん、あんたはやっぱりすげえよっ!∑(゚Д゚)
2016/11/20 Sun 00:46:06 URL
散々ですねぇ乱馬くん♪ : Maria913 @-
ブハッ…(≧∇≦)
乱馬カワイソす…!

猫化ですか!そー来たか!
ウチ猫4匹いるから、乱馬くんにちょっと貸してあげよう♪
猫化してあかねちゃんを襲うのだ♪

乱馬視点のお話も楽しみにしてます!

あ、でもkohさん、無理はなさらずに…m(_ _)m
2016/11/20 Sun 01:22:59 URL
kohさん! : tara @-
珠玉の名作をありがとうございます。
これ面白すぎて大好きです笑笑

ご体調のこと、騒動のこと、
この度は心身ともにお疲れかと思いますが、どうか無理はなさらずご自愛下さいね。

それにしても。
このクオリティの高さでリハビリ作だなんて。これはますます大学編の続きが楽しみになっちゃいますっ(*´∀`)

ネットの世界は少し怖いですが、
特別な武器を手に入れた勇者の気分で乗り越えたいですね!



2016/11/20 Sun 03:44:42 URL
管理人のみ閲覧できます : @
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016/11/20 Sun 07:23:58
kohさん最っ高! : 憂すけ @-
ぶひゃひゃひゃ!何すかもう―!ら、乱馬、最っ高!この、〝妄想”!ヤバい。ツボすぎる。・・・手洗いに行って、歯磨きや洗顔。そして全身デオドラントって・・・繊細な男心に!笑いが止まりません!その後も暴走が加速していく乱馬に!「イケー!突っ走れー!」と声援を送りましたよ!あ~魅惑の御こたつ乱あ!堪りません!・・・てか、kohさん絶好調じゃないっすか!?そーかー。皆の気持ちと、オイラの〝回復を祈る祈祷の舞い”が速攻で効いたんだな!?(真顔)流石kohさん!!(*^▽^*)
2016/11/20 Sun 11:05:45 URL
わーい♡ : あんず @-
うれし〜たのし〜kohさんのお話が、こんな
に早くまた読めるなんて 大歓喜♡
相変わらず面倒見の良い友人達、乱馬の光速技とか面白すぎました〜!猫化は好きだけどこんな時にね…ふふふふ。

お元気になってきてよかったです(*^^*)
ゆっくりお待ちしますから!(もちろん過去の作品を読み返しつつ♪) と思っていましたが、四部作とは また続きも読めるのが美味し〜です(*´艸`*) でもほんと、無理はならさずで☆

続きも楽しみにしています♪♪
2016/11/20 Sun 17:30:29 URL
Re: タイトルなし : koh @-
> yokoさん

でへ♡
っていうか、最初の男子高校生らしいやり取りから ちょっと甘酸っぱい乱馬一人の帰り道を経て、
なぜこうなった!?みたいな。
本当はね、あの乱馬の心の呟きを見て私も「たまにはいい思いさせてやろうか…」と思ったのです。
でも思っただけでした(笑)。
わははは、やっぱり高校生乱馬の報われない感じが好きだわ~(´▽`*)♡←悪魔

yokoさんのイラストを観て私も男子高校生のわちゃわちゃが書きたくなりました(笑)。
ひろしと大介、愛おしい…✨。
2016/11/20 Sun 20:35:51 URL
Re: 散々ですねぇ乱馬くん♪ : koh @-
> Maria913さん

ここでまさかの猫化でした(笑)。
ほら、やっぱりこたつといったら猫じゃないですか。
ちなみに私も独身時代、猫を四匹飼ってました♡
すぐに父や母が捨て犬や捨て猫を拾ってきちゃうから常にムツゴロウさんみたいで…。
毎回引っ越しの度に犬猫OKの家を探すのに難儀してました(^▽^;)。

しかも恐ろしくネーミングセンスがないので、猫に至っては
大顔(オス)、たま(メス)、たまの子供の長介・短介(拾った時に一匹尻尾が短く…)という
私が猫だったら間違いなく訴訟を起こすレベルでして。
よりによって「おおがお」って…。
猫ちゃん、可愛いですよねぇ♡(あれ?乱あの話は…?)
2016/11/20 Sun 20:38:08 URL
Re: kohさん! : koh @-
> taraさん

珠玉の名作~(!)。
そ、そんな風に言っていただけるなんて…(涙)。
実は「久々に投稿するのがこれってどうなのよ!?」とかなりの疑問符が頭の上に浮かびながら
恐る恐る(←本当に!)投稿したので、そう言っていただけてホッとしました。
ああ、神は本当にいるんだね。
この取り込んだ洗濯物が山なりになっているソファのリビングですらキラキラ輝いて見えるんだから
不思議なものだ。←本文中より一部引用。

こんな時こそもっと感動的なお話を…と思ったのに、無理だったorz。
っていうか、感動的なお話なんて今までも殆どなかったわ…。
でも…そう、本家大学編も忘れてませんとも。
というか、夏休み編をぼっちら密かに書いてますとも。(おせーわッ)
ゆっくり、のんびりお待ちください…♡
2016/11/20 Sun 20:39:42 URL
Re: No title : koh @-
> 2016/11/20 Sun 07:23:58 コメント主様

こんばんは☆
なんか乱馬の目力って 透視どころか本当に服にまで穴があけられそうだな~と思って(^▽^;)。
ちなみに主人のカラオケの十八番が二億四千万の瞳です。
これを聴くとどんなにツライことがあっても
「…こんな人だって頑張って生きてるんだから私も頑張ろう」って思えます。
要するに、想像を絶する音痴ってことです。

高校生乱あはなかなかキスから先が難しく…ハードルが高いですねぇ(笑)。
今のところ、「雨が止んだら」と短編「あなただけ」以外はまだお許しが出ていません。
が、頑張れ、乱馬!←超他人事(笑)。
2016/11/20 Sun 20:40:33 URL
Re: kohさん最っ高! : koh @-
> 憂すけさん

そうそう!
あれだけ暴言を吐きまくるデリカシーの欠片のない乱馬が 意外にも(プライドのせいか)清潔感を一番に
ちゃかちゃか動く…私の中ではそんなイメージでして(´▽`*)。
きっとあかねちゃんに「乱馬の足の裏って臭い」なんて言われた日には そのまま旅に出てしまうと思われる。
あ、稽古の汗臭さは努力の結晶なので別物ですよ?
その前に優しいあかねちゃんはそんなことを言わないでしょうしね(*^^*)。

にしてもエプロンネタといい、なんで私はちょいちょい話がこうなっちゃうんだろう…orz。
世の中の素敵乱あファンさん、ごめんよ~💦
2016/11/20 Sun 20:47:35 URL
Re: わーい♡ : koh @-
> あんずさん

こんばんは☆
えへへ、お待たせいたしました~(´▽`*)。
本当は騒動中、流れを断ち切るのにほんの少しだけ書き進めてるお隣さんシリーズでも
投稿してしまおうかと思ったんです。
でもそれをしてしまうと きっと私は今後お隣さんシリーズを楽しんで書くことは出来ないな…そう思って
心を鬼にしてぐっと堪えました(/ω\)。
だからこそ、久々の創作がとても楽しいです♡
内容は……内容は…………


……あんずさん、お風邪などひいてませんか? ←現実から逃げる

まさかのここで猫化でした。
もう~!なかなかロマンチックに終われないのがこちらの高校生乱あです(笑)。
2016/11/20 Sun 20:48:42 URL
: とま @-
kohさーん!こ、これって、もしかして、私のリクエストって自惚れちゃっていいですか?もう嬉し過ぎるんで、そういうことにしました!

もう、妄想炸裂の男子高校生ってなんてかわいいんでしょう!私事ですが、このところ家庭にも仕事にも余裕がなくて、一人で日本海沿いに北へ旅立ちたい心境だったんですけど、おバカ乱馬に吹いて癒されました(´∀`*)コメントのタイミングも微妙にズレててすんません…。

美味しいこたつ乱あご馳走様でした!他の色んな乱あも楽しみに待ってます。無理のない程度で、ですけどね。
2016/11/20 Sun 23:43:42 URL
Re: タイトルなし : koh @-
> とまさん

こんばんは☆
リクエストもリクエスト、まさにとまさんの一言から繋がった急遽『冬の四部作』です。
いやはや、美味しい一言で背中を押してくださってありがとうございました✨。
大学編だけはまだ夏休み中だったので(オイッ)、拍手のほうで参加ということで(笑)。
もっと甘くしたかったのになぜこのオチ!?
書いていて自分が恐い……ちがう、これじゃない、これじゃないんだ……。

ってことで最終話は社会人編でリベンジさせていただきます。(えっ!)←懲りない
近々 乏しい知識から捻り出して(笑)書きたいと思いますので、もう少々お待ちください♡

にしても年末のこの仕事の忙しさってなんなんでしょうね…。
こんな時期に限って学校行事もわさわさあるし……。
私も旅立ちたい……お酒が飲めない体質なのでコーヒー片手に現実逃避したい…。
風邪が流行っていますので とまさんもご自愛くださいね。
2016/11/21 Mon 00:20:17 URL

コメントを送る。

URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する