運命の人じゃなくても (桜乱あ祭り) 

2017/04/05
こちらもポパイさん(@0430popai)が主催されている『桜乱あ祭り』へ便乗したお話になります。
一体どれだけ桜祭りに乗るつもりなんだ!?というもっともなツッコミはご遠慮ください(´▽`;)。

そして、pixivの頃から私の元気の源として支えてくれた 大切な友人二人が 今月の七日と十四日に
pixivへ投稿して丸一年を迎えます。
一周年おめでとうのお祝いと、これから新年度を迎えて一歩踏み出す皆様の背中を少しでも押せたら…。
そんな想いを込めて書いたお話になります。
ゆるりとしたお話ですが、拍手話と共に楽しんでいただけたら嬉しいです。

yokoちゃん憂すけさん、いつも素敵なお話と 太陽のように心温まるメッセージをありがとう✨。
皆様のもとに これからも沢山の花が咲きますように…。



【 運命の人じゃなくても 】



「はあ…」

あたしは目の前に広げた雑誌に視線を落としたまま、また一つ溜め息をつく。


「よ。どーした、そんなむずかしー顔して」
「あ、乱馬」

「今日はあったけーなー」と呑気なことを口にしながら、よっこらしょとあたしの斜め隣に腰を下ろすのは許嫁になって四年目の春を迎える許嫁兼、あたしの恋人。
二人がいるのはいつもの天道家の居間である。
この時間はあたし達以外に誰の姿もなく、そろそろしまわなきゃと言いながら未だにその気配のない炬燵布団に乱馬が足を突っ込んだ。
家族がわざとらしく画作しなくても、こうして二人きりで過ごすことが当たり前になったのは、一体いつの頃からだろう。
あたしは横着して電気ポットに手を伸ばすと、乱馬のために熱い緑茶をいれる。


「はい、どうぞ」
「お、サンキュー」

ズズッと一口。

「お、今日は渋くねえ」
「あのねぇ。あたしだって美味しいお茶の一つくらい いれられます」
「よく言うぜ。昔は嫌がらせかってくれー苦いお茶を――」
「そんなに言うならいいわよ。もう入れてあげないから」
「待て待て。おれはおめーの成長を褒めてやってんじゃねーか」
「どこがよ」

まったく もう。
乱馬といると万事がこの調子。あたしの悩みなんて、風に舞う葉っぱの如くすぐに吹き飛ばされてしまうんだ。
とはいえ、それに目敏く気付くのがこの恋人で。


「で?」
「え?」
「んな難しい顔して何を悩んでたんだよ」
「…別に」
「あのな、あかね?おめーのずん胴もくびれた胸も今更だろ?おれだって努力したけど――」
「誰がずん胴でくびれた胸だっ!」

ビタンッと手の平に伝わる衝撃。
ああ、なんだか乱馬と話していると ちっぽけなことで悩んでいる自分がひどくバカらしい。
あたしは目の前の誌面をパタンと閉じ、ぐぐっと背中を反らす。


「どうせ大したことじゃないわよ」
「なにが」
「難しい顔してた理由。ただ、このままのあたしでいいのかなって思ってただけ」
「このままって?」

まだジンジンと痛むのか、頬を手でさすりながら乱馬が炬燵の天板に肘を乗せて尋ねてくる。

「だからね、例えば。例えばだけど、何かあたしにしか出来ないことってないかなぁとか」
「あんじゃねーか、女離れしたその怪力」
「生活に役立つ特技があったらなぁとか」
「そうだなぁ。天性の不器用さを活かせる特技はなかなかねーよな」
「思い切って資格を取ってみるとか」
「十年掛かりってか」
「…お、美味しくて栄養のあるお料理を作れるようになったりとか」
「栄養の前にまずは味見だ味見。間違っても隠し味なんて足そうとすんなよ?おめーの場合、全然隠れてねーからまずはレシピ通りに――」
「もうっ!」


やっぱりね。
乱馬に正直に打ち明けたあたしがバカだった。
あたしはようやく色の引いた頬にもう一発ボカッとお見舞いすると、もそもそと炬燵の中に両手を突っ込む。
要は「もういいです。あたし、拗ねちゃったからねっ」の意思表示である。
そんなあたしを宥めるように「まあまあ。あ、そーだ。桜餅買ってきたから一緒に食おうぜ」なんてへらりと笑ってみせるけど、そんなことじゃ誤魔化されないんだから。

「あかね」
「…」
「あかねさーん」
「…………お皿。乱馬が取ってきてくれたらね」
「なんでい。結局食うんじゃねーか」
「せっかく用意してくれたから食べてあげるのっ」
「へーへー。また太る…」
「何か言った!?」
「いや、なんでも」


ああ言えばこう言う。
なんだかんだでこんなテンポの良いやり取りが心地よくて、カチャカチャと隣の台所からお皿を重ねて運んでくる音に耳を傾けながら あたしも自分の湯呑みの中のお茶を一口飲む。
ほう…と吐いた息がふわりと温かい。
そこへもぞりと炬燵布団をめくって乱馬が戻って来ると、五つある内の二つをそれぞれの皿に置いて渡してきた。


「ほれ」
「ありがとう。どうしたの これ?」
「ああ、駅からの帰りに少し寄り道して桜の花を見てたらさ、無性に食いたくなって買ってきた」
「そう」
「ちょうど桜も満開で見頃だったぞ」
「ふふっ、桜が咲くと本格的に春が来たって感じがするわね」
「ああ、今年は例年に比べて寒かったからなー」


ねえ、不思議だね。
出会った頃はまさか、こんな季節の移り変わりを二人で語り合う日が来るなんて思ってもみなくて。
いつの間にか乱馬の隣にはあたし、あたしの隣には乱馬がいる。
その当たり前がこれ以上ないくらいに幸せで。
それと同時に少しだけこわくなるって言っても きっと乱馬にはわからないんだろうなぁ、こんな気持ち。

あたしは薄い有田焼の上に置かれた桜餅に黒文字を差し、一口 口に含む。
ふわりと舌の上に広がる上品な甘みと微かな塩気。
かつてあたしが作った桜餅とは大違いだ。
隣では手掴みでパクパクと豪快にかぶつきながら、乱馬がぼそりと呟く。


「運命の桜餅、か…」
「え?」
「そーいえば昔、おそろしく不味い桜餅食わされたなーと思ってさ」
「あ、あれは…っ」
「おめーさあ」

ぐびりとお茶で最後の一口を流し込み、乱馬があたしの顔を見る。

「本気であんな占い信じてたのか?」
「占いって?」
「ほら、顔に桜の花びらの模様が出たら運命の人ってやつ」
「そ、それは、その…」
「どーなんだよ、あかねちゃん」
「だ、だからっ、そりゃ、印が出れば、その…、」
「その?」
「ちょ、ちょっとは嬉しいっていうか……」
「ほー」


なによ、その余裕な態度は。
天板の上で腕を組みながら、目の前でニヤニヤと覗き込んでくる顔を真っ直ぐ見れずにあたしはぷいっと視線を逸らす。
そんなあたしの様子に満足したのか、「おめーにもそんな女の子らしーとこがあるなんてな」なんて笑ってるんだから憎らしいったらありゃしない。


「あのねえ。言っときますけどあたしはれっきとした女の子なんですからね?」
「え?女の子?どこどこ?あ、じゃあ確かめてやるからベッドに…」
「バカッ!」

もしかしたら乱馬って殴られたがりのマゾ体質なのかしら?
そんな疑問が浮かぶくらいに余計な一言の多いその頭目掛けて拳を振り上げると、今度はパシッと掴まれた。

「おめーなあ、人のことをボカスカ殴んじゃねーよ」
「なによ、今のはあんたが悪いんでしょっ」
「殴られ過ぎてバカになったらどーしてくれんでぃ」
「大丈夫よ。それ以上はなりようがないから」
「え?これ以上カッコよくなりようがないって?」
「もう、ほんと頭に来るっ」


結局、こうやって笑い飛ばされてしまうんだ。
あたしの小さな悩みも、小さな不安も。
そしてまた一口お茶を啜ると無言でお替わりを要求してくる。
ついさっき「お茶くらい美味しくいれられる」と宣言したばかりのあたしとしては、ここで失敗するわけにはいかない。
仕方なく今度は炬燵から出ると、先程よりも少しだけ丁寧にお替わりを注ぐ。


「はい」
「おう」
「やだ、なんか長年連れ添った夫婦みたい」
「夫婦って」
「あ、そ、そうじゃなくって、えっと…」
「…別にあながち間違ってねーんじゃねえか?どうせ来月には正式な夫婦になるんだからよ」
「……そうね」


そう。
五月二十七日、あたし達は晴れて祝言を挙げ、正式な夫婦となる。
とはいえ その後に新婚生活をスタートするのも変わらずこの家だし、道場の先生として既に生徒達に稽古をつけている乱馬の現状にはこれといって大きな違いはない。
ないのだけど。

何かこう、「特別なこと」を見つけたいのだ。
ううん、正確には少しだけ違うかもしれない。
願わくはあたしにしか出来ない、何か特別なこと。
だけどそれがなんだかわからなくって。
そもそも、あたしはけっして器用な方でも何でもない。
あるのは持ち前の根性と体力だけ。
だけどそんなあたしでもね、一つくらいは乱馬と一緒にいて「お似合いだよ」って言われる自信みたいなものが欲しいの。
そう言ったらこの許嫁はどんな顔をするかしら。




「おれはさ」


まだ白い湯気が立つ湯呑みの縁を指で挟むようにして乱馬が口を付ける。


「別に運命の桜餅なんて信じちゃいねーんだ」
「そう」


そうでしょうね。
これで乱馬が「やった、おれ達運命の相手だ」なんて素直に喜んだら それはそれで違和感が否めない。だけど実際、あんなに桜の花びらのマークが現れて。
乱馬にとっては些細なことだったかもしれないけれど、あの時のあたしは結構、それなりに……ううん、悔しいけれどすっごく嬉しかったのよ。


「今までだって縁結びの笹やら何やら、色々疑わしいもんに遭遇してきたけどよ」
「疑わしいって言うわりにはあんた、必死で短冊を取り返しに行ってたわね」
「やかましい。とにかくなぁ、おれはんなつまんねーもんに自分の人生勝手に決められたくねーの」
「なによ、ちゃっかり親に決められた許嫁の話に乗ったくせに」
「バーカ。最初は勝手な許嫁だったかもしんねーけど 決めたのはおれの意思だろーが」
「え?」
「…、」


……ずるいんだ。

時々。
ほんの時々、そうやって天然なんだか計算なんだかわかんないようなことを言ってのけるから、あたしの胸の奥がきゅんと引っ張られるように甘い疼きを覚える。




「乱馬」
「…なんだよ。まさか おめーは親に決められたから仕方なくおれと祝言挙げるとか言うんじゃねーだろうな」
「そんなこと言わないわよ、バカ」
「バカは余計だ、バカ」
「ただ、そんな風にはっきりと言ってくれるなんて意外だっただけ」
「へーへー」
「ありがとう、乱馬」
「おう」
「嬉しかった」
「…そりゃよかったな」
「あたしも大好きよ」
「え?あ、えっ…と……、」
「あ、照れてるー。耳まで赤くなってるわよ」
「バっ、バカ野郎!誰が照れとるんじゃ誰が――」
「すごーい、一瞬で顔が真っ赤。器用ねえ」
「…っ!も、もう二度と言わねーからなっ!」
「ウソウソ、ごめんね。機嫌直して?」
「うるせぇっ!」


あーもう面倒くさいんだから。
よしよしと髪を撫でて宥めるあたしを完全に無視するように 炬燵の天板に突っ伏す乱馬。
こうなってしまうと甲羅の中に閉じこもってしまった亀のようになかなか手強い。
あ、けどね。


「乱馬ってば。ね、機嫌直してこっち向いて?」
「…」
「あーあ、顔上げてくれたらご褒美があるのにな」
「…」
「そっかそっか。要らないんだ、ご褒美」
「……褒美ってなんだよ」
「こっちを向いてから教えてあげる」
「…」
「あと5秒ね」
「…」
「5、4、3、2…」
「…ったく!なんなんだよっ!」
「はい、ご褒美」



ちゅっと。



軽い音を立てて重ねたのは、もちろん乱馬の唇とあたしのそこ。




「ごめんね。機嫌直った?」
「……直んねえ」
「あんたもしつこいわねぇ」
「うるせえっ。こんな子ども騙しじゃ納得しねーからな!」
「まったく、……じゃあわかったわよ」

そう言って、あたしは羽織っていたモヘアのカーディガンをおもむろに脱ぐと炬燵の横にパサリと置く。


「特別だからね」
「え…、あ、あかね…!?」
「…」
「い、いいのか……?」
「…うん。今日はあたし達以外 誰もいないし」
「こ、ここでも…?」
「バカね。ここじゃないと出来ないでしょ…?」
「あ、あかね……っ」


途端にもぞもぞと炬燵の中から足を抜き、四つん這いになってこちらににじり寄って来る乱馬。
その腕に捕らわれる寸でのところでひらりと身を返すと、あたしは傍にあったエプロンに手を伸ばす。


「お詫びに何か昼食でも作ろうと思って。乱馬、何が食べたい?」
「お、お、おめーなぁ…っ!」
「なによ」
「人をその気にさせときやがって鬼か おめーはっ!」
「そんなの知らないわよ。あんたが勝手に勘違いしたんでしょ。それより何を食べたいの?」
「あかね!」
「はいはい、そういうのはいいから真面目に答えて」
「けっ!ずん胴っ!凶暴っ!かわいくねーっ!あかね、おめー最近性格わりーぞっ!」
「……さ、今日は久し振りに隠し味でも試そうかなぁ」
「だーっ、待て待てっ!い、今のはおれが言い過ぎたっ!」



わかればいいのよということで。
…結局、その後は二人で台所のシンク前に立ち、共同作業という名の元の監視下に置かれながら一緒にオムライスを作って食べた。
乱馬があたしに焼いてくれたふわふわひよこ色の卵と、あたしが乱馬に用意した燻製みたいな卵の色。その違いに軽くショックを受けながらも、乱馬は文句ひとつ言わずにそれをペロリと平らげる。
うん。
もしかしたら何だかんだで、あたしは結構甘やかされているのかもしれない。



食後にそのままゴロンと炬燵でまどろんだまま、乱馬が独り言のように呟く。

「にしても、昔に比べたらだいぶ食えるもん出すようになったよなぁ」
「何それ。嫌味?」
「いや、真面目な話」

縁側に視線を向けたまま、バカにして笑うでもなく答える。

「一時はさ、おめーが包丁持つだけで身の危険を感じるレベルだったもんな」

そんなに?とは、悔しいけど言い返せなかった。
なぜなら乱馬の表情にふざけたところはどこにも見当たらないから。
思わず言葉に詰まり、黙ってしまったあたしを横目に淡々と乱馬が続ける。

「けどさ。今日食ったオムライスはちゃんと食える代物になってて」
「…」

それは…あんたがさり気なく補助してくれたから。

「その…なんつーか、おめーのそーやって努力する根性はすげーって…おれも認めてる」
「え…」
「だ、だからっ、んないちいち暗い顔して悩んでんじゃねーよっ」
「く、暗い顔なんかしてないもんっ」
「いーや、してた。すげーぶさいくな顔で目ん玉寄せておもしれー顔してた」
「それ、暗いんじゃなくって面白い顔じゃないの」
「あ、そーか。ま、どっちにしてもかわいくねーってのには間違いねえってことで」
「失礼ねっ」


だけど。
その言葉の温かさがあたしを包み込んでいくには充分で。



「…自信持てよ」
「なに?」
「あかねはその、確かに色気はねーしずん胴だし凶暴だし素直じゃねー上にすぐ怒る乱暴者だけど」
「ちょっと」
「けど根性はあるし、努力もする。まあ、その努力が時々明後日の方向でおれとしては――」
「あんたは褒めてんのっ!?貶してんの!?」
「わっ、バカ!褒めてやってんじゃねーか」
「わかりづらいわよっ」
「だからこれから肝心の部分を言ってやろうっつーのにせっかちな奴だな」
「なによ、肝心の部分って」


よく聞けよ、とわざとらしく一つ軽い咳をする。
だけどやっぱりその表情はどこか真面目で、崩して楽にしていた足を思わず揃えるとあたしは乱馬の方に身体ごと向かせる。
口を尖らせながらあたしの目を見ず眉を寄せる時は、乱馬が素直な本音を話す際のわかりやすい癖だ。



「お、おめーはいつもおれのことを真っ先に助けてくれただろーが」
「え?」
「例えばヤカン持って追いかけて来たり そんで崖から落ちちまったり」
「ああ…」
「挙句の果てには自分が蒸発しちまうんだからな。あん時は本気で心臓が止まるかと思ったぜ」
「ごめんね」
「今でこそ笑い話に出来るけどよ。あーゆーのはもう勘弁な」
「うん……ごめん」
「別に謝って欲しいわけじゃねーけど……と、とにかくだな、その、そーやって後先考えずに無鉄砲に動けるのは ある意味おめーだけにしか出来ねえっつーか」
「なにそれ、褒めてるつもり?」
「褒めてはねえ。褒めてはねーが、あかねにしか出来ねえことではある」
「どういうこと?」


乱馬の言いたいことがわかるようでわからないような、そんなあたしはグッと身を乗り出して聞き返す。
「ったくニブいな」と大袈裟にかぶりを振りながら うーんと反らした乱馬の背骨がパキンと小さく鳴った。



「あかねだけだろ」
「だから何が」
「おれがどんな時でも迷わず飛び込んで来て余計なお節介してくる奴だよ」
「お節介とは失礼ね」
「まーな。ま、そんだけおれのことが好きでたまんねーっつーのはわかんだけど」
「そ、そんなこと 一言も言ってないもんっ!」

ついムキになって早口で反論するあたしをヘヘッと乱馬が嬉しそうに茶化してくる。
言葉の代わりに炸裂するあたしの拳。
なびきお姉ちゃんに言わせると、これがいわゆるじゃれ合いと言うそうだ。



「…けどさ、いつもおめーに守られてばっかなんてカッコつかねーだろーが」
「乱馬?」
「だ、だから、これからは、お、おれもそーでありてえっつーか…、」
「…」
「と、とにかく、おれがおめーを選んだんだから あかねは余計な事考えて悩むなっつーことでぃっ」
「乱馬……」



…うん。
もしかしたら、じゃなくて本当に。
あたしは知らず知らずにこうして甘やかされてきたんだと思う。
だって今、あたしは鼻の奥にツンと込み上げる痛みをやり過ごすのに必死なのだから。




「…ありがと。じゃあ悩むのやめる」
「おう」
「だって乱馬は今のままのあたしが好きなんだものね?」
「へ?」
「違うの?」
「う゛……っ、」
「どっち?」
「え…っと……、」


あらら。少し意地悪が過ぎたかな。
目の前には先程の桜餅よりも更にピンクに染まった乱馬がしどろもどろになりながら、指の先を付けたり離したりして額に汗を浮かべている。
まったく、こんなところも相変わらずなんだから。


「お、おれは別にそこまで言ったわけじゃねえっ!た、ただ、女は悩むと胸から痩せちまうから―」
「はいはい。あたしのバストの心配までご丁寧にありがとう」
「あ、なんだよ、その余裕な態度はっ」
「別にぃ」
「あーかわいくねえっ」
「かわいくなくって結構ですよーだ」
「ほんっとかわいくねーぞっ!」
「とか言ってそんなかわいくない女を選んだのはあんたでしょ?」
「う゛…っ」


はい、本日二度目の「う゛っ」いただき。
どうやら今日の勝負は完全にあたしの勝ちらしい。
フフンと笑ってみせるあたしを口を尖らせたまま睨み返してくるけれど、そんな顔したってちっとも説得力なんてないんだから。



「あ、でもやっぱり何か新しいことにはチャレンジしようかな」
「待て。一体何をする気でぃ」
「例えば英語の勉強とか」
「…料理」
「あ、洋裁なんていうのもいいわね」
「料理の勉強」
「それともアクティブにテニス教室とか?」
「だからっ!何か始めんなら大人しく料理教室にでも行きやがれっ!」
「もう、そうやってすぐ怒るんだから。血圧上がるわよ?」
「だったらせいぜい減塩料理の勉強でも励んでくれ」





意地悪。
意地悪じゃねーよ、真面目に言ってんでぃ。




…ちゅ。





とか言ってあたしのことが好きでたまんないくせに。
バーカ、そりゃおめーのほうだろ?




ちゅ…ちゅ……





…桜。
あん?
あたしも桜、観に行きたいな。一緒に行かない?
おー。いいけど。
いいけど?




ちゅ…





親父達がいねーんだったら、まずはこっちが優先かな。
……バカ。




ちゅ……





あの……ここで、いい……?




ここって…居間でってこと?




………ダメか?




……。………外から見えないようにしてくれるなら。




見えねーようにすんなら?











………………………オマカセシマス。










……ちゅ…っ










……りょーかい。










あたしの顔に落ちていた影が不意に離れ、掴んでいた肩を押し返すように立ち上がった乱馬が縁側の窓をカラリと閉める。
その瞬間、一枚の淡い花弁が風に乗って居間に舞い込んできた。
ふわりと軽やかに舞う、春の象徴。
それを乱馬が指で摘むと、あたしの頬にペタリとつける。


「ほれ。おめーの顔にも花びらのマーク」
「あ…」
「これであいこだな」


嬉しそうにニコニコと。
少年のように笑うその表情は、まるで三年前のあの日のよう。


……。




「……乱馬って」
「ん?」
「時々、すっごい……………………キザ」
「バカ。それを言うならロマンチストと言え」
「それは無理」
「即答してんじゃねーよ、かわいくねーな」
「でも好きよ」
「え?」
「運命の人でも 運命の人じゃなくても」


そう言って。
乱馬の鼻先に唇で触れると、そこにあたしの頬の花びらを取ってつける。



「…うん。乱馬にすごく似合ってる」
「ほー…。んじゃ、おめーには別の花のマークをくれてやる」
「…それってどんな?」
「わかってるくせに」




ああ、本当にバカバカしくて。
だけど とけていく。
小さな悩みも不安な思いも、あたしをとかすのはこの陽だまりのような温かい存在だけ。



すっかりブラウスの前のボタンが全て外され、障子一枚隔てた太陽の光に白く反射している素肌をあたしは乱馬の胸に押し付ける。


「…なんだよ」
「ううん。ただ、こうしてると気持ちいいなぁって」
「気持ち良くなんのはこれからだろ?」
「もう。ムードがないんだから」
「あいにく花よりあかねなんでな」
「…バカ」


乱馬の鼻に貼り付けていた花弁が二人の吐息でふわりと舞う。
ひらひらと空気をはらんで軽やかに遊泳する様に思わず集中する二人の視線。
そして その淡い桜色が畳の上へ静かに落ちたのを合図に。

おしゃべり過ぎる唇を乱馬が塞ぐと、あたしはそっと両目の瞼を閉じた。






< END >





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comment (14) @ (勝手に)捧げもの

   
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comment

No title : 縞 @-
なんでこう、kohさんとは妄想が被るんだろwww
本物の桜の花びらをあかねちゃんに付ける運命の桜餅占い、私も考えてますたw
その前の乱あが寄り添って眠る構図も描こうと思ってたし♡
なんかこうまで被ると嬉しくなってくるな♡(๑′ฅฅ‵๑)キャ
2017/04/05 Wed 23:10:21 URL
: yoko @-
お姉ちゃぁん。゚(゚´Д`゚)゚。
こんなお祝い、もったいない申し訳ない…と言うのではなく、ありがとうございますっ!!と何度も伝えたい!
本当に本当に嬉しいです!
4月に投稿を始めて、いつの頃からかkohさんと交流させてもらうようになって、創作以外でも悩みを聞いてもらって支えてもらって…。こちらこそ、太陽のようにあったかく包んでくれてありがとうございます!

そして、お話も素敵ー!
大人の余裕みたいな対応をしたかと思えば、照れまくる高校生みたいなところもあって、微妙な年齢と相まって二人の空気感がただただ愛しいです(*^^*)
あかねの特別になりたいって気持ちもすごくわかる。恋人としての初々しさが可愛いです♡
乱馬も、あかねがいないことが想像付かないって、もう最高の殺し文句ヤーン!言われてみたーい!(笑)あかねをずっとつかまえとくんやでぇ(。>﹏<。)

ああ、もう、kohさん!ありがとうが言い足りないです(*´ω`*)
ほんとにありがとうございました♡
さ、もう一周だー♡
2017/04/05 Wed 23:37:39 URL
管理人のみ閲覧できます : @
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2017/04/06 Thu 07:10:07
Re: No title : koh @-
縞さん

おはようございます。
やっぱり縞さんも想像しました?
リアル花びらを付けたあかねちゃん、絶対かわいいだろうなぁって(´艸`*)。
だけど乱馬のことだからスマートにそんな真似が出来るようになるにはある程度の年月が
必要なのかなって思いながら(なんて面倒くさい男なんだ)、二十歳そこそこの少しだけ素直に
なった二人とまだまだ子どもの入り混じった様子が書きたくてこんなお話となりました。

そしてこのお話は私なりの応援の気持ちをぎゅっと込めているつもりなんです。
春になると新しい環境だったり業務だったり、どんな立場の人も気が忙しくなり、時に
自分以外のことがおざなりになってしまったりしますよね。
そんな時、ふと夜に子どもの顔を見ながら「ごめんね、余裕がなくて…」と謝ってしまうことが
私にはしょっちゅうあります。
でも完璧な自分じゃなくても誰かにとっては必ず特別な存在でいられる。
だから落ち込むのではなくて前向きに頑張ろうって、自分に対しても言い聞かせたお話に
しているつもりでして(/ω\)///。
縞さんも今お忙しいと思いますが(少しは落ち着かれたかな?)、身体には気をつけて
ご自身と大切なご家族のために頑張ってくださいね✨。
2017/04/06 Thu 07:52:47 URL
Re: タイトルなし : koh @-
Yokoちゃん

おはようございます。
よかった~、yokoちゃんにそう言ってもらえて嬉しい(´▽`*)✨。
このお話はね、yokoちゃんが「何か新しいことを始めたい。まずは何をするか考える!」と
コメントをくれた時に、「なにかの形でその背中を押せたら…」とずっと考えていたのです。
そしてyokoちゃんの普段の頑張りも知っているからこそ、私も含めて普段から100%の理想じゃ
なくてもいいんだよ、完璧じゃなくても誰かの特別な存在だよって伝えたくて、楽しく書きつつ
思考錯誤しながらこんなお話になったのでした。
春らしい空気とそんな気持ちを感じ取っていただけたらすごく嬉しいです♡

拍手話がね、今回難航しまして(^▽^;)。
イメージはあるの。
イメージはあるのに、なかなかうまくまとまらず…それだけに書き終えた時、「…よしっ!」
みたいな謎の達成感がありました(笑)。
二十歳そこそこの素直とまだまだ幼い狭間の二人。
そんなやりとりも想像していてすごく楽しかったです。
きっと乱馬にとってはどんな愛の言葉より、あかねちゃんがいなくなることが想像できない。
そんな究極にシンプルな想いだけかなぁって(´艸`*)。
あ~、また創作意欲の再熱でたまんない✨✨✨。←幸せなヤツ…

PS. もうyokoちゃんはyokoちゃんでしょ~♪
2017/04/06 Thu 08:01:58 URL
Re: 御免なさいデス : koh @-
2017/04/06 Thu 07:10:07 コメント主様

おはようございます✨。
わあわあ、ど、どうした~💦!?
大丈夫?っていうか、私は大丈夫っ!元気やる気いわきですっ。←古ッ!
詳しいことは別にしたためた通りですが、私なんて今朝から元気に夕飯の残りを麻婆丼にして
食べたくらい、心身共に元気があり余っている状態で(´▽`*)。
なのにコメント主様がそんな悩んでいたら私まで悲しくなっちゃいます(ノД`)/ヨシヨシ。

コメント主様はね、周りの人に気を遣って優し過ぎるんですよ。
そしてその優しさは私にも充~分伝わっています(*‘ω‘ *)♪。
だからどうか、そんな心配はしないでください。ね?
おそらく今日から新学期ですよね。
桜も咲き始めたことだし、今日も元気に頑張りましょう✨。
2017/04/06 Thu 08:12:38 URL
号泣!! : 憂すけ @-
ね、姐さぁぁん!(byカツオ。でも字が違う)
泣けるとです。今朝、拝読するのを我慢して出勤しましたが、kohさんから頂けた思いもかけない贈り物に、無い胸が痛くて、熱くて!サバイバル労働しながら視界がぼやけてました。何かもう、今も、苦しいです。(:_;)台詞の一つ一つが心の奥底に来てしまって・・・まるで、自分が乱馬に励まされている様な錯覚に陥るとです。多分、このお話を読まれた方は皆さん、そうお思いじゃないかと。
kohさん。有り難うございます。
今迄、どんな時も声を掛けて下さるkohさんのお蔭で、今もこうしてしつこく乱あ妄想を続けられております。何度、救って頂いた事か!
何時も、おバカな私を、例え呆れても、見捨てないで下さって、本当に、有り難うです。アホな自分に「謝るな」と言ってくれたこと。
・・・あ、兄貴ぃぃーーっ!!💦・・・じゃなくてーぇ!(>_<)
感謝してる、してます!
拍手話もですが、特別過ぎる宝物です。
大好きです!これからも、一つ交際してやって下さい!・・・じゃ、待ち合わせ場所で又!目印はキャッツアイの衣装ですね!?(^^ゞ
kohさん我愛人♡ pc前より愛を込めて 憂すけ拝
2017/04/06 Thu 19:18:52 URL
管理人のみ閲覧できます : @
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2017/04/06 Thu 21:41:58
: ひなた @-
おはようございます。あの、えっと、未提出だったレポート提出します(笑)(。>д<)💦💦
私ねこの話を読みまして、正直にいいますと、コメントを文章に出来なかったんです。その位この作品への思入れに激しく感動してしまいまして✨どんな言葉を並べても軽く感じてしまうそんな気がして。
でも、書きますよ。キャッツアイ参上はこわいっ💦
でも見てみたい✨
乱馬の台詞ひとつひとつにね、なんか色々な事を浮かべながら読ませて頂きました。深読み過ぎかもしれないからそこは、割愛しますよ💦

乱あのお話の中に見え隠れするふたりの成長は勿論、あかねちんが思い悩むのは乱馬が特別だから。自分にしか出来ない特別な事を見える形で示そうと言葉や表現に表そうとするけど、既にそれは、乱馬への目には見えない優しさや思いやり、深い愛情が充分伝わっていて、目に見える特別な事よりも見えないあかねちゃんの今までのその形は、乱馬にとってとても特別な存在になってる。
あたし、鳥肌立ちましたもの。知らず知らずに誰かの特別な存在になってる。そう文章読んだとき、うわぁ💦✨と。師匠の伝えたい気持ちがね、あたしも痛いくらい分かるようなそんな気がして(まぁ、私ごときなんですが💦)だめだ!やっぱり纏められない💦
こんな素敵なお話にどんな事をコメントしたらいいの?師匠の伝えたい言葉に自分の解釈を書いていいもんだろうか?感動し過ぎて言葉になりませんでした。

師匠、あたしね創作する側なのにコメントで文章化出来ないという厄介な奴なのですが、(知ってますよね?)これを読ませて頂いてまた背中を押して頂いた。そんな気がして。
完璧なんかじゃなくていい、そのまんまでいいんだよ。それがまた泣けて。
だめだ!やっぱり纏められない💦
ごめ……あっ!いや。(セーフ?)

でも、やっぱりありがとうございました✨素敵なお話を読ませて頂いて。素敵な刑も(笑)

あたしも頑張ります✨そんな事をいっぱい伝えられたらいいな。

最後にやっぱりね、これでしめないと、あたしじゃないから。

「師匠‼好きだぁーーー(。>д<)💕💕💕」

P.S拍手の猫ちゃんに、ぷぷっとなっちゃった💦
2017/04/07 Fri 06:54:16 URL
Re: No title : koh @-
> 2017/04/06 Thu 21:41:58 コメント主様

おはようございます。
春はウキウキする気持ちと共になぜか少しだけ不安になったり悲しくなったりする季節だと思いませんか?
こう見えて(?)私は超が付く小心者なので、ついつい要らぬ心配ばかりしてビクビクしやすくて。
誰かが「大丈夫だよ」「完璧じゃなくてもいいんだよ」っていう言葉をたま~に誰かに掛けて欲しくて、こんなお話を考えてみました。
自分でも終着点が見えず、言いたいことが伝えられているような伝えきれていれないようなお話なのですが、励まされる気持ちになったと言っていただけて嬉しいです(´艸`*)♡

生真面目なあかねちゃんに対し、乱馬はゆったりと軌道修正が上手そうだなって思います。
逆に締めるところはきちんと締めることが出来るのがあかねちゃんというか。
大人過ぎない二人のやり取りを書けてとても楽しかったです♡
2017/04/07 Fri 08:16:46 URL
Re: 号泣!! : koh @-
憂すけさん

おはようございます。
まったく、カツオったら相変わらず落ち着きがないんだから…(違う)。
少し早いのですが、創作一周年のお祝いになれたでしょうか(*‘ω‘ *)。
よくよく考えるとこの時期にyokoちゃん、憂すけさん、そして私(他の方も?)一斉に書き始めてて、それも何かの縁を感じますよね♪
っていうか二人とも私の先輩かーい!
っていうか、同僚♡←この響き、なんか嬉しい

個人的に春は花粉症のせいもあって気持ちがざわざわ波立ちやすい季節なので、そんな時こそ読んでくださる方も、そして自分自身も前向きになれる様なお話を…そう思ってここ三作は書いているような気がします(´艸`*)。
直接的な「頑張れ」という言葉は一切出てきませんが、伝えたい思いが届いていれば嬉しいな♡
そんな気分です。

二年目の創作はどんな形になるか分かりませんが、お互い無理のない範囲でゆっくりのんびり楽しめたらいいですね(´▽`*)。
これからもよろしくお願いします✨。
2017/04/07 Fri 08:34:09 URL
Re: タイトルなし : koh @-
ひなたさん

おはようございます。
レポート、確かに受理しました(笑)。

私自身、三月は仕事に家事にてんやわんやでなかなか子ども達のことに丁寧に構ってあげられず、反省することも多々あったんです。
だけど子ども達ってその背中をちゃんと見てて、「ご飯手抜きしちゃってごめんね」って謝っても「頑張ってるんだから謝らなくっていいよ。こういうご飯も好きだよ」ってやんわりとフォローしてくれたり、ほんと完璧なお母さんから程遠いのに「大丈夫」と言ってもらえるだけですごく楽になるなぁって思って…。

このHPに遊びに来てくださる方も「春から大学生です」や「新社会人になりました」などフレッシュな(死語)報告をして下さる方がいて、おばちゃん的にはその若い背中をぐぐっと押したい。
そんな気分でもあります(´艸`*)♡

とはいえ、あんまりガツガツ「頑張れ」モードのお話でもつまらないので乱馬らしくあかねちゃんらしく…そう思っていたらなんだかふわふわとした掴みどころのないストーリーになってしまったのですが(^^;。
意外に難航した拍手話と併せて一つのお話の形となり、私の伝えたい気持ちが少しでも読んでくださる方に届けばいいな…そんな風に思っています(*‘ω‘ *)♡
2017/04/07 Fri 08:43:08 URL
か…。゚(゚´Å`゚)゚。感動 : RA♪ @-
もーーーーーたまらないです。゚(゚´Å`゚)゚。
2人の会話やお互いを思いやる気持ちににキュンキュンしたり、乱馬くんの名台詞に感動したりと心に染み渡りましたヽ(;▽;)
春の新生活スタートの応援を込めてとの事ですが、kohさんの愛が物凄い溢れてました!
愛情深くて心が綺麗で本当に素敵な方なんだなと思いました。
名作をまた1つありがとうございます‼︎
kohさんのお話名作だらけです‼︎
いつも心が震えます‼︎
私こそkohさんの事大っっっ好きです(//∇//)♡

2017/04/07 Fri 23:38:36 URL
Re: か…。゚(゚´Å`゚)゚。感動 : koh @-
RA♪さん

おはようございます。
このお話がポコンと頭に浮かんだ時、自らを励ますように書いてみたくなって、だけど終着点がいまいちよく見えなくて、その手探りな感じもまた楽しいかなぁなんて思いながらワクワク書き上げたものなんです。
春ってついキラキラしたイメージを持たれがちで周りもそうだから自分も元気ハツラツとしていなければならない。そう思いつつ、小さなことが棘となってチクチク悩んだり…。
それも含めて「いいんだよ」と言って欲しくて、そして(おこがましいのですが)私もそんな言葉を掛けたくて。なのでこのお話に合いが溢れていると言っていただけてとっても嬉しかったです♡

あ、あとここの一文!

> 愛情深くて心が綺麗で本当に素敵な方なんだなと思いました。

これ、今後の創作意欲を舵取る名文です 笑。
テストには必ず出題しますから皆さん大きな声で三回復唱してください。←

お話によって大なり小なり波はありますが、これからもRA♪さんの心を震わせられるような創作が出来たらいいな。もちろん、時にはバカバカしいお話も(´▽`*)♪
いつもコメントありがとうございます✨。
私もRA♪さんが大~好きです♡♡♡
2017/04/09 Sun 10:20:31 URL

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