ハジメテの女の子の日 

2017/09/24
【ハジメテの早乙女さん】番外編。
言わずもがな、あかねちゃんの生理の日のお話です。
血液などの生々しい描写は一切出てきませんが、そういった類が苦手な方はご注意ください。
(読切りなので読まなくても特に問題ありません)
その後のお話が拍手+おまけに続きます。


 
 
「いっ……たぁ……」
 
 五日遅れでやって来たそれにホッと安堵したものの、下腹部を押さえて思わず小さな声を漏らす。しくしくと内側から訴えかけてくるような身に覚えのあり過ぎるこの鈍痛は、毎月やってくる女性ならではのもので。堪らず床に転がったクッションに顔を埋めると、そのままお腹に抱えるようにしてあたしはゆっくり息を吐く。
 それにしても、こんなにも痛むのなんて初めてかもしれない。そりゃ確かに今までも全く気にならないということはなかったが、それでも普段から身体を動かすことに慣れていたあたしの症状はさほど重たいものじゃなく、よくゆかやさゆりから羨ましがられたものだ。
 なのに、なぜ。
 思い当たることは、一つだけ。
 
(……やっぱり、あれかしら……)
 
 乱馬と夫婦になって早一カ月。最初は恥ずかしさと緊張で押し潰されそうになったけれど、それでもあたしにしか見せない乱馬の表情と、普段からは到底考えられないほど壊れ物を扱うような優しい手に、愛されていると実感したのは若くして夫婦になった夜の営みで。あの恥ずかしさにはまだ当分慣れそうにもないものの、それでも何度か肌を重ねるうちに最初のような痛みは和らいでいくのを感じていた。勿論、学生の間はけじめをつけようと避妊もしていたし、いつも規則正しくやってくる月のものが来なければ、それはそれでどこか不安の尽きない五日間だったようにも思う。それだけに、この痛みは喜ばしいはずだった……のだけど。
 ものには程度というものがあるわけで。ズキズキ、ドコドコと一定のリズムで繰り返される伸縮するような痛みに、あたしは夫婦二人の部屋ではなく二階にある自分の部屋に直行すると、額をベッドに突っ伏し深い溜め息をつく。
 
(生理痛かぁ……。……乱馬が知ったら何て言うだろう……)
 
 いくら水を被ると女の子になってしまうとはいえ、流石に生理の症状まではない乱馬。こうしてお腹を押さえて蹲っている姿を見たら、きっとこう言うに違いない。
 「どーした? また変なもんでも食ったのか? あ、わかった! おめー、また自分の手料理食ったんだろ。だからあれほど気を付けろと――」
 そこまで想像してぶんぶんと首を横に振る。まったく、なんだって自分の想像でこんな言われをしなきゃならないのだ。おまけにそれがやけにリアルなもんだから、全くもって頭にくる。
 ふーんだ。この痛みの数パーセントはあんたのせいでもあるんだからねっ。
 あたしは誰に言うでもなく恨み節を呟くと、また一つ溜め息をついて目を閉じた。
 
 *
 
 どのくらいそうしていたのだろう。気が付くと明るかった室内はすっかり日が陰り、白いカーテン越しに薄っすらと明かりを射すそれは夕闇が濃く迫っているのを物語っていた。目を閉じているうちにいつのまにか寝てしまっていたあたしは まだ制服すら脱いでおらず、膝をついたままのスカートは不自然な皺を描いている。

(着替えなくちゃ……)
 
 よっこらしょと力を入れて上半身をベッドから起こす。そして腰のリボンを解き、ファスナーを背中まで下ろした時だった。

「おーい、あかね」

 突然、ガチャリと乱暴に開くドア。その犯人は言わずもがなたった一人で、まるでノックなど必要ないといったように我が物顔のままズカズカと室内に入って来る。

「ちょ、ちょっと何よっ!?」
「何って、おめーがいねーから探しに来てやったんじゃねーか」
「い、いいからちょっと出て行って」
「なんで」
「今、その、着替え中だから」
「あ……っ、わ、わりい!」
 
 咄嗟に背中を隠したものの、ふわりと浮き上がった制服で察したのだろう。慌てた乱馬を部屋から追い出し、あたしはその隙に適当なカットソーとひざ下までのジャンパースカートに着替えを済ます。そして脱ぎ落した制服を拾いながら、もういいわよと廊下に声を掛けた。
 
「で、なんの用?」
「お、おう。まあ、別に用ってわけじゃねーけどさ」
 
 なんかおめー、学校で元気なかったからともぞもぞ話す。
 ふーん……。そんなところまで気が付いてたんだ。…………ふーん。
 
「別に何ともないわよ」
「そーか?」
「うん。それより、今日の英語の宿題が厄介よね」
「げげっ! んなもんあったっけ」
「あんたねぇ」
「あの、あかねさ――」
「ダーメ。今日は自力で頑張んなさい」
「なんだよケチ」
「ケチで悪かったわね」
「かわいくねーぞっ」
「あらそう。かわいくないんだったら今日はこの部屋で寝ようかしら」
「な……っ、あ、あかね! おめー、卑怯だぞ!?」
「何言ってんのよ。宿題くらい自分でしなさいって言ってるの。わかった?」
「……うー……」
「返事」
「だ――っ! わかったよ、うるせえなぁ!」
「わかってくれたんなら良かったわ。じゃああたし、ちょっとやることあるから」
「勉強すんじゃねーのかよ」
「それもあるけど……とにかく夕飯になったら下に降りて行くから。それまでにあんたもやることやっておきなさいよ。ね?」
「…………わかったよ」
 
 あらら、少し可哀想だったかしら。わざとらしいくらいにションボリ肩を落として出て行くその後ろ姿は哀愁が漂っていなくもない。だけど……。
 ごめんね。
 今日だけはどうしてもお腹が痛くて、あたしは学校用の鞄から教科書とノートを取り出すとお行儀悪く机に肘をつきながらペンを取る。
 それにしても、さっきの乱馬のあの態度。
 どうやら、あたしと別々に寝るのは嫌らしい。それが嬉しくもあり、ほんの少々厄介でもあるわけで。これで生理になっただなんて言ったら、一体どんな顔するのかしら。
 驚く? 照れる? それとも、一見何でもないフリをする?
 あ、でも……。

(しばらく出来ないってわかったら、やっぱりガッカリするかしら)

 そりゃ確かに病気ではないけれど、いくらなんでもそんな時まで出来るはずもない。いざ心配になるのがそんなことだというのもバカバカしいが、それでもあたしの頭に浮かぶ残念そうな顔の乱馬に心の中で手を合わせると、どうしようかなぁとまた一つ溜め息を零した。
 
 
 その後なんとか宿題を済ますと翌日の予習もそこそこに、夕飯を終えたあたしは汗を流してパジャマに着替えた。本当はこんな時、ちょっと湯船に浸かるだけでも温まって楽になるのだが、一番風呂でそれはやはり憚られるわけで。結局さっとシャワーを浴びるに留めて廊下に出ると、思いがけない肌寒さにゾワリと肌が粟立つ。なるほど。九月と言えども流石に夜になると真夏のような暑さはない。それどころか少し肌寒ささえ覚えるような空気に二の腕を摩り合わせ、あたしは一階の廊下奥にある二人の部屋へと向かった。一瞬長袖のパジャマに着替えようかとも思ったがそれもまた面倒で、とにかく何はなくともこういう時は寝てしまうに限る。

「ただいまー」

 すうっと襖を横に滑らせ、室内に入る……と、そこには既に二組の布団を敷いた状態で乱馬が待っていた。その様子はそわそわしているようにも見えるし、なんだったらちょっと期待しているように見えなくもない。昨日も一昨日もしていないし、多分……いや、間違いなくそういうことなのだろう。
 だけど。

「おっ、風呂空いたか?」
 なんてわざとらしく聞きながら、伸ばしてきた腕の横をすり抜けるとあたしはそのまま布団の中に潜り込む。

「お、おい、あかね?」
「ごめんね。今日なんだかしんどいから先に休むわ」
「しんどいって……どっか具合でもわりーのか?」
「そういうわけじゃないんだけど……」

 ああ、もう。こんな時、一体どう言えばいいのかしら。
 ちょっと疲れてるだけなんて言ったら体力がないとバカにされそうだし、お腹が痛いと言えば例の如く茶化されてしまうかもしれない。かといって堂々と生理なの、と言うのも、なんだか急に気恥ずかしくなって来て、今度はあたしのほうが口籠る。すると急に黙ってしまったことが不安になったのか、先ほどよりも少しだけ深刻さを増してもう一度乱馬が尋ねてきた。

「なあ。ほんとに大丈夫なのかよ」
「うん。その……な、なんでもないから」
「なんでもねーって、なんでもなくねえから横になってんだろーが」

 めずらしく夕飯も残してたしだなんて、見ていなさそうで意外と細かいところまで見られていることに内心ドキリとしながら、のらりくらりと返事をする。と、突然何かを閃いたというように、乱馬が大きな声を出した。

「あ、もしかしてあれか!?」
「え……?」
「さてはおめー、またこっそり飯作って……ギャンッ! いってーな! 何すんだよっ!?」

 急に真顔になったと思ったら、一体何を言い出すのだ この男は。

「バカっ! もう知らないっ!」
「そ、そんな怒んなよ、な? ほんの冗談じゃねーか」

 とても冗談で言っているようには思えないその態度。
 それにつられ、あたしもつい口を滑らせる。

「もうっ。ただでさえ体調が悪いんだから怒らせないで!」
「えっ!? 体調がわりーって」
「あ……っ」

 しまった。

「あかね」
「……」
「おい、あかね」
「なんでもないから、あの」
「なんでもなくはねーだろ」
「でも……」
「言えよ」
「本当に大したことじゃないんだけど」
「いーから言えっつってんの」

 …………まずい。これは、もしかしたら怒らせちゃったかしら。
 明らかに声のトーンが変わった乱馬の様子に、あたしはそちらを見ることも出来ずに言い訳じみた弁解をする。それも勿論、口の中で早口に、だ。

「だ、だからその、きょ、今日からアレになっちゃって」
「あれって?」

 バカっ! どうしてこんなに鈍いのよっ!

「だ、だからっ! 月に一度くる女の子のっ!」

 ああ、もう恥ずかしいったらありゃしない。こんなことを、こんな大声で。これならいっそ、先にさらりと言っておいた方がよっぽどマシだったかもしれない。

(乱馬は……)

 横目でちらりと胡坐を組んでいる乱馬のほうに視線をやる。半分背中を向けているものだからあんまりはっきりとは見えないけれど、一瞬呆けた後、どうやらようやく事情を飲み込んだようだ。意味もなくどもりながら、「お、おう、」とか「そっか」とか適当な言葉を繰り返しているあたり、長年お義母さんとも離れて暮らしていたせいか、つくづく女性のそういうことには疎いのだろう。

「と、とにかくそういうことだから、じゃあ先に寝るわね」

 モゾリと。何となくあたしまで恥ずかしくなり、肩の上まで布団を引き上げる。そしておやすみを言おうとしたその瞬間、あたしの額に大きな手が触れた。

「熱は……ねえな」
「うん……。少し火照ることはあっても病気じゃないから」

 懐かしいお母さんの手の平を思い出す。でも今、あたしの前髪を掻き分けて額にそっと触れるのは、それよりもずっと大きく硬い手の平で。

「だからおめー、今日一日元気なかったのかよ」
「別にそんなんじゃないけど……」
「嘘つけ。学校から帰っても二階の部屋に閉じこもったまま、出てこねーしよ」
「それは」
「よく見りゃ顔色も青っ白いし、いつもそんなにいてーのか?」
「あ……えと、」
「なに」
「いつもはここまでじゃないんだけど、なんか……」
「だからなに」
「わかんない……けど、めずらしくちょっと来るのが遅れたから……」
「……あ、」

 ……なんとなく、あたしの言いたいことがわかったのだろう。今度こそ顔を赤く染めると、それを誤魔化すように突然あたしの前髪をクシャクシャにする。

「もうっ! なにするのよっ」
「あ、あのあかね、その、まだいてーか?」
「…………少しだけ」
「そ、そっか」
「あの……でも本当に大丈夫だから」
「つってもなー……」

 頭をバリバリ掻きむしりながら、まるで自分が怪我をさせたように落ち着きのない乱馬。
 なによ。自分なんか普段もっと痛い思いを沢山しているくせに、自分の痛みには鈍感で人の痛みにだけ心配性なんて聞いてない。
 そして自分一人で考えていても埒が明かないと思ったのか、極シンプルな質問を投げてくる。

「薬とかは飲まねーの?」

 確かにそれが一番手っ取り早いのかもしれない。けれどいつもはここまで症状が重たいということもないし、何より普段から薬を飲み慣れていないあたしはどうにもその選択が素直には浮かばなかった。
 ふるふると首を横に振る様子に予想通りと捉えたのか、特にそれ以上服薬を勧めてくることもなく次の質問に移る。

「じゃあ なんか欲しいもんとかは?」

 欲しいもの……。欲しいものかぁ。
 確かに冬だったら湯たんぽをお腹に抱えたりしたこともあったけれど、流石に九月で湯たんぽというのも大袈裟だろう。
 何となく肌寒いような気がするけれど、ただでさえ暑がりの乱馬にエアコンを切ってと言うのも申し訳ないし……さて、どうしよう。

「そうねえ……」

 自分一人の部屋ならともかく、二人だとこういう問題もあるのねなんてどこか他人事のように思いながら、のんびりと返事をする。しかし、そんなあたしを見て遠慮しているとでも思ったのか、乱馬が焦れたように顔を覗き込んできては、とんちんかんな質問を繰り出してくる。

「そーだ。アイスとか食うか?」
「ううん、アイスは要らない」
「んじゃ、ジュース」
「ううん。それもいい」
「遠慮するガラじゃねーだろ」
「遠慮じゃなくって、あんまり身体を冷やしたくないの」
「なんで」
「なんでって……そんなの、考えたらわかるでしょ」
「あのなー、わかんねーから聞いてんの!」
「ちょっと……っ」

 なに そんな怒ってんのよ。
 そりゃ確かにあたしは病人じゃないけど、だけどこんな時くらい、もう少し優しくしてくれたっていいじゃない。ううん。優しくしてとは言わなくても、そんな怒鳴らなくてもいいでしょう?
 流石にあたしもカチンとくる。しかしそれも束の間、次の乱馬の言葉であたしは自分の目が覚めた。

「おれ達、夫婦なんだろ?」
「そうだけど」
「だったらなんで痛いとかしんどいとか言わねーんだよ」
「だ、だって、こんなの毎月あることだし、あたしだけじゃなくって」
「あのなぁ、毎月あるもんだったら尚更言ってくんねーとわかんねーじゃねえか」
「乱馬?」
「家に帰るなり一人で部屋に閉じこもっちまうし」
「それは、」
「てっきりおれが何かしたと思って心配すんだろ」
「あ……」

 相変わらずその口調は乱暴で。
 言葉一つ取ったって、わかり易い優しさではないかもしれないけれど。
 だけど。

「おれはおめーじゃねーから、その、痛みとかはよくわかんねーし」

 またくしゃりと撫でる手の平。

「男だからこんな時どーしていーのかも、言ってくんねーとわかんねーんだよ」

 どこか悔し気に話す言葉に、こんなにも泣きたい気持ちになるのは はたして自分が弱っているせいだろうか。

 “言ってくれないとわからない”

 ……そっか。そうだよね。
 だってあたし達はベテラン夫婦でもなければ、まだ始まったばっかりで。
 もしもあたしが乱馬の立場なら、何を聞きたい?
 どうして欲しい?
 考えて。考えて。

「……乱馬」
「あかね?」

 前髪を梳く手をそっと握り、上半身を起こす。そして掛け布団をどけたお腹の上にそれを持って行き、自分の手を重ねて乱馬の手の平を当ててみる。

「……この辺がね、すごく痛いの」
「いてーって、どんな風に?」
「うーん。なんていうんだろ、しくしくするっていうか、ズキズキするっていうか」
「ズキズキはともかく、しくしくってよくわかんねーな」
「そうねえ。派手な痛みじゃないんだけど、内側からくる厄介な痛みってあるじゃない」
「あ、確かに。おめーに殴られた後の脇腹とかしばらく経つと腹の中の方から――」
「もうっ!」

 なによ、せっかく人が真面目に話してるのに。

「あとは?」
「え?」
「ほか。どーすれば楽になんの?」
「えっと……あっためたら少し楽かな」
「それってカイロとか?」
「うん。でも今の時期にカイロだと暑過ぎて汗掻いちゃうし、だからお布団しっかり被ってたんだけど」
「……」
「乱馬?」

 ……どうしちゃったのかしら。
 突然黙り込んだと思ったら勢いよく立ち上がってパジャマの着替えを脇に挟み、あたしの前で両手を広げてみせる。

「いいか!? 十分待ってろっ」
「え?」
「十分だけだから! それまで腹冷やすんじゃねーぞっ」
「ちょ、ちょっと!?」

 一体どうしたというのだ。そんな走る距離でもないのにバタバタと忙しなく廊下を駆けて行ったと思ったら、今度はバンっと乱暴に洗面所のドアを開ける音がする。まったく、あれで中に誰かが入っていたらどうするつもりなのだろう。相変わらずノックの概念がない慌ただしい様子が目に浮かぶようで、さっきまでの痛みも忘れてあたしは苦笑いせざるを得ない。
 そして宣言からきっかり十分……と三分を経過した時、はあはあと息を切らした乱馬が再び部屋に戻って来た。
 その恰好は下こそパジャマのズボンを穿いているけれど、上はいつもの黒いタンクトップ一枚に、めずらしくおさげも解いたままになっている。

「ちょっと。いくら暑がりだからってちゃんと上も着ないと風邪引くわよ」
「あ、それはだいじょーぶ」

 そう言うと自分の髪の毛に指を差し込み「よし、もうあんま濡れてねーな」とあたしの隣に潜り込んできた。

「乱馬?」
「なに。あ、なんか温かいもん飲むか?」
「う、ううん。それはいいんだけど」

 そう。それは別にいいんだけど。
 このお腹の前にしっかりと回された腕はなんだろう。
 がっちりと固定するように両手をあたしの胸の下で組み、お腹の柔らかいところを手の平で抱え込むようにしてペタリと押し当ててくる。
 これは…………。

「……ちょっと」
「だからなに」
「い、言っておくけど、今日はその……む、無理だからね?」

 あ、なによ。なに笑ってんのよ。
 後ろで吹き出す声がしたと思ったら、声を殺すようにくつくつ笑う息が首筋に掛かった。

「あのなー。流石にそんな節操なくねーよ」
「……だって」

 やだ。これじゃあ、まるであたしがそんなことばっかり考えてるみたいじゃない。
 慌てて顔を両手で覆いながら そうじゃないと繰り返せば、また愉快そうに後ろから肩に顎を乗せてくる。

「こーしてたら楽なんだろ?」
「え?」
「あっためたらちょっとは楽になるっつってたじゃねーか」
「それって……」

 それって。だからこんなに慌ててお風呂に入ってきたの?
 暑がりのくせにこんなしっかり布団を被るからパジャマの上着も着ていなくって。その上、ご丁寧に年に一度くらいしか出番のないドライヤーで髪の毛まで乾かしてきたらしい。お風呂から上がったばかりの身体はそれこそまだ湯気が立つくらいにしっとりと余分な熱を纏い、こんな状態でお布団に入ればあたしはともかく乱馬は暑くてたまらないに決まっている。
 ずるい。
 いつもあたしのことなんて女の子扱いしないクセに。
 ……これ全部、あたしのためって思っていいのよね?

「……ふっ、」
「な、なんだ!? またいてえのか?」
「ううん、なんでもない。ただ……」
「ただ?」
「気持ちいいなあって思って」

 ……うん。人肌って、こんなに気持ちがいいものなんだ。
 カイロでも湯たんぽでもない、あたしの身体にぴったり寄り添う柔らかな温もり。
 その熱の上に自分の手を重ね、思わず呟く。

「贅沢だね」

 が、このまま優しいだけで終わらないのがこの男なわけで。

「え? 贅肉?」

 とんだ聞き間違いと同時にムニッとお腹のお肉を摘まれ、あたしは慌てて下っ腹に力を入れた。
 バカバカバカバカっ!何てこというのよ、こんな時に!
 これはもう、条件反射。思わずぐっと力を入れた下腹部に、着物の帯で締め付けられたような鈍い痛みが走る。
 い……っ
 いたたたたた……!
 まったく、なんでこんなしんどい時にこんな我慢比べをしなくちゃならないのだ。だけどこれは女の沽券にかかわるわけで。尚もグッと硬く力を入れ、胃の下から下っ腹をペッタンコにしてみせる。するとそこを撫でる手が「冗談! 冗談だから力抜けって」とパジャマの上からノックして来るけれど、こんなところでバカにされてたまるもんですか。

「あかねー」
「な、に……」
「あかね、あかねさん。おれが悪かったって」
「……っ」

 …………しまった。これだと上手く喋れない。

「あかねー」
「……っ!」

 いよいよ あたしは乱馬の手を乱暴に押し退けると大きく息を吐き、今度は目一杯息を吸って、また息を吐く。はっきり言って、相当苦しい。

「おーい、大丈夫かよ」
「なに笑ってんのよっ」
「だ、だっていきなりおめーが腹に力入れて引っこめるから」
「あのねーっ、贅肉だなんて言われて気にならないわけないでしょうがっ!」
「わりいって、冗談」
「知らない!」
「あかね」
「知らない!」
「ごめん。おれが悪かったです」
「あっそ」
「あかねー」
「いいからもう自分の布団に戻んなさいよ」

 ふんだ、せっかくちょっと感動しちゃったりもしてみたのに、やっぱり少女漫画のようにはいかない男なのよね、このお調子者は。
 だからもちろん、ここで本気で怒るのだってバカらしい。の、だけど。

「あんたねー、乙女に向かって言っていいことと悪いことがあるんだからねっ」
「へ? 乙女?」
「な・に・か?」
「いえっ! 別に何でもないですっ!」

 バカっ!
 バカバカバカバカっ!!乱馬のバカっ!

「あーあ。せっかくちょっと嬉しかったのに」
「ん?」
「あ、あたしの為に、そんな急いでお風呂とか入って来てくれたのかなって、その……」

 ……ダメだわ。段々恥ずかしくなって来て自分の声が尻つぼみになっていくのを感じる。結局 甘え慣れていないあたしもまた、少女漫画の主人公には程遠いのかもしれない。するとあたしに振り解かれた腕が今度は背中をさすり、やがてその下の腰骨部分に降りてくる。

「ここ、いてーか?」
「…………うん」
「こーしてるとちょっとは楽?」
「うん……。……ちょっとじゃなくて、すごく楽」

 本当に。まるで魔法に掛けられたみたいにそこだけほわりと温かくって、どこかでこんなシーンを見たことがあると思ったらそうだ、出産のドキュメンタリーだなんて一人で勝手にドギマギする。

「んじゃさ、腹と腰、どっちの方があっためると楽?」
「そうねえ……」

 本当はお腹かも……なんて思うものの、これでまたお腹のお肉を摘まれたらと思うと言えなくて。
 暫く迷うフリをし、腰と答えたらそのまま身体を180度回転させられた。

「ちょっと何――」
「こーして向かい合ってた方が腰もさすってやれるし、腹もあったけーだろ?」
「そ、そうかもしれないけど」

 でもね。
 えっと、その、だから。
 非常に照れるんですけど、この姿勢。
 照れると思うと益々照れてしまうわけで、思わず前髪を胸に付けるように顔を伏せる。するとおまじないのように額に唇が落ちてきて、尚更あたしは顔を上げられなくなってしまうのだ。

「……らしくないことしちゃって」
「おめーが言ったんじゃねーか。少女漫画がどーとかこーとか」
「えっ! あ、あたし、そんなこと言ってた!?」
「言ってた。っつーかブツブツ言ってんのが丸聞こえだった」

 なんだよ。結局おれが何してもバカにすんじゃねーかだなんて。なるほど、乱馬は乱馬でやはり照れているらしい。そう思うとなんだか急におかしくなって、目が合った途端に何となく唇を合わせてまたお互い顔を伏せる。
 こういうこと、あと何回したら慣れるのかしら。
 もしかしてずっとこのまま?
 いやいや、でも二人でいる時ならいざ知らず、他に人がいる時なんて結婚前よりも意識してしまうくらいにまだ照れくさくって。
 早くこの距離感に慣れたいような、
 まだ慣れたくないような、
 そんな気分。
 
「……あったかい」
「おー」
「乱馬、本当は暑いんでしょ? 大丈夫?」
「おれはまあ、肩出してるし」
「そっか」
「おう」
「そっか」
「なんでい」
「そっかそっか」
「だからなんなんだよ」

 ううん。別に。
 ただね。

「あんたって寂しがり屋なんだと思って」
「はあっ!?」
「あたしは平気だって言ってるのに」
「か、かわいくねーなっ!」

 そうよ。
 こんなかわいくない女を甘やかしちゃったら、後が大変なんだからね。

「……これから毎月」
「へ?」
「しんどい時はこうしてくれる?」
「あー……」
「乱馬?」
「……おめーがどーしてもっつーんならな」
「あんたがどうしてもお世話したいって言うならね」
「あほ」
「バカ」

 あほで、
 バカで。

「…………き、」
 

 この存在が、大好き。
 

「あ? たい焼き?」

 ……バカ。
 バカバカバカバカ。前言撤回。
 このムードもへったくれもない男に甘いやり取りを求めるのは人間空を飛ぶのと同じくらい不可能なことで。はいはいと聞き流しつつ、いつもの調子であたしも返す。

「そうよ。痛いの治ったら美味しいたい焼き食べたいなぁって」
「大丈夫か? また腹の肉に……ってだから冗談! 冗談だってばっ!」
「バカっ! 最低っ! 元気になっても絶対あんたなんかお預けなんだからっ!」
「……へー」
「なによ」
「お預けってなにが?」
「あ……っ、」

 ………………………………しまった。
 なによ。
 なによ、その嬉しそうな顔は。
 ムカつく。
 ムカつく。
 頭にくる。
 何が頭にくるって、わかってて訊いてくるその意地の悪さが頭にくる。
 見なくったって、その顔が嬉しそうに笑ってるのだって全部お見通しなんだからね。

「んで? 何がお預けなわけ? あかねさん」
「……たい焼きのことに決まってるでしょ」
「ほー」
「それ以外に何があるっていうのよ」
「あー、まあ、確かにあかねってたい焼きに似てるよなぁ」
「はあ?」
「ほら、しっかり中まで餡が詰まって――」
「バカっ!」
「なんだよ、褒めてんじゃねーか」
「どこがよっ!」
「いや、真面目に」

 そう言って、ポンと手を置かれたのは言わずもがなあたしの胸の上だ。

「ちいせえちいせえとバカにしてたが、やっぱ実際見て触ってみねーとわかんねーっつーか」
「バカっ! もう信っじらんない!」
「なんでぃ、せっかく夫婦だっつーのに」
「つ、都合のいい時だけ夫婦って言えば済むと思ってんでしょっ」
「まあまあ、よく言うじゃねーか」
「なにがよっ」
「夫婦喧嘩は犬も食わねえって」
「う……っ」
「ってわけでいーから寝ろ。おめーが寝るまでこーしといてやるから」

 そしてあたしの身体を少しだけ引き寄せると、また先程のように腰の辺りに手を当ててくる。

「…………なんか、これはこれで緊張して寝れないんだけど」
「よく言うぜ。いつもゴロゴロ回転しながらすげー寝相で転がってるくせによ」
「そんなことないもん。朝起きたらちゃんとお布団の中に入ってます」
「そりゃおれが毎晩押さえてやってるからだろーが」

 嘘っ!?……と思いたいけれど、朝になると乱馬の腕が身体に絡みついていることも少なくはなく。あたしは敢えてこれ以上突っ込まないようにすると今度こそ瞼を閉じ、最後に一言だけポツリ呟く。

「……あったかい」
「そっか」
「ありがと」
「おう」
 

 あとね。
 もう一つ。
 

「ところで乱馬」
「ん?」
「いつまで胸触ってるの?」
「え? ばれてた?」
「当たり前」
「なんでぃ、おめーが文句言わねーからてっきりいいもんだと――」
「そんなわけないでしょバカ」

 ペチンと手の甲を叩けば、不承不承にその手の平が離れ、やがてまた腰の後ろをゆっくりとさすってくれる。
 目を開けなくてもわかる距離に、乱馬の存在があることが嬉しくて。
 さっきまで泣きたいくらいにしくしく響いた鈍い痛みも、今はこの温もりに癒され、どこかに追いやられてしまったようだ。
 魔法みたいに愛おしさが込み上げる、たった一つの特効薬。
 優しくて、あったかくて。


「気持ちいい……」
 

 無意識みたいに呼び慣れた名前を口にすると、ギュッと自分の腕を背中に回す。
 自分が女の子であることが少しだけ嬉しくなった、ハジメテのこんな夜。
 
 
 

 < END >
 



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comment (18) @ 高校生編 ハジメテのシリーズ

   
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comment

No title : わんころべえ @-
優しいー!乱馬のあかねちゃんに対する優しさがもう。素敵だなぁ( ´∀`)人
ほんわかしました、癒しをありがとうございます♪
2017/09/24 Sun 00:41:59 URL
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2017/09/24 Sun 00:54:55
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2017/09/24 Sun 06:09:49
kohさんたら♡ : 憂すけ @-
何時も思う。このシリーズの二人の可愛らしさは何!?初々しい事この上ないです・・・!!(*ノωノ)💦 あぁ、一緒に過ごす時間が長くなると当たり前になってしまう事が、最初はきっと、こんなだったのね・・・今の自分には遠い・・・つか「自分にこんな恥じらいが有ったんだろか?」と思うと、こめかみから汗が一滴流れちまいます。
あかねちんの女の子らしさが!本当に可愛い!!
態度も!言葉も!!全てが・・・!!( ;∀;)
拍手も、最後の最後まで、楽しませて頂き有り難うございました!!
やっぱり、どんな状態でも「あかねちんには優しい旦那様」の乱馬にあたしの眼尻とお口はニヤケっ放しでした!( *´艸`)
2017/09/24 Sun 07:21:47 URL
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2017/09/24 Sun 15:56:24
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2017/09/24 Sun 15:57:12
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2017/09/24 Sun 17:53:40
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2017/09/24 Sun 22:50:19
初々しい(*´∇`*) : ようこ @-
痛みを和らげるために何かできることはないのかと色々質問したり急いでお風呂に入ってドライヤーまで使って戻って来たり不器用ながらも優しくしている乱馬くんがあかねちゃんを本当に大事にしているのが伝わってきました(≧∀≦)
自分のためにそこまでしてくれて感動しているところでまさかの生理現象( 艸`*)ププッしょうがないよね乱馬くん(*゚∀゚*)あんなこと言われちゃったらねぇ〜^_^;
なんて初々しいのでしょう(๑>◡<๑)

朝から素敵な作品ありがとうございました( ^ω^ )洗濯物を後回しに読んじゃいました(*゚▽゚*)

kohさんお忙しいとは思いますが適度に休息をお取りになってくださいね(・ω・`)
2017/09/25 Mon 11:39:17 URL
Re: No title : koh @-
わんころべえさん

こんにちは。
お返事が遅くなってしまってすみません。
優しいって言ってもらって嬉しいです♡
高校生なのでお金を掛けず、でもなにか出来ることないかな?って考えての行動って、時に高価な物よりも嬉しいですよね(*^^*)。
私も創作していてとても楽しく癒されました♡
ありがとうございました✨
2017/09/26 Tue 16:15:18 URL
Re: タイトルなし : koh @-
y~コメント主様

こんにちは。
お返事が遅くなってしまってすみません💦。
そうなんです、なんだか一週間後とか一カ月後とか時間と共に変わっていく二人を想像するのが楽しくて(´艸`*)♡
女の子の日って毎月くるものだし、ともすると軽く扱われちゃったㇼ誤解されちゃいそうだからこそ、この二人はちゃんと向き合って欲しいなぁって。
そう思っていたら乱馬がまさかの斜め上な優しさを見せたので私も驚きでした(^^;。
そして若いから……ね?(折角いいお話で終わりそうだったのに、私って鬼だなって思いました汗)
そして、ただいまーですよ!
だって夫婦ですもん♡
2017/09/26 Tue 16:20:15 URL
Re: タイトルなし : koh @-
ひ~コメント主様

こんにちは。
ふふふ♡女の子の日のお話を一度は書いてみたいと思っていて、大学生編で書こうかなぁ、それとも社会人編?なんてタイミングを狙っていたのですが、ハジメテを書いたことで「あ、ここだっ!」と。
若い二人が可愛い~と思いつつ、意外とこういう経験は普通に皆もありそうかなぁって。
何といってもやっぱり人の手ってあったかいし、特に乱馬って無駄に(?)体温が高そうなので気持ちがいいはず♡
そしてまさかの拍手……。
綺麗なものを綺麗なまま終わらせられない私の血が騒いでしまいました……。
だって……だって……。
そんな大人になりきれない高校生夫婦が愛おしいんです✨✨。
2017/09/26 Tue 16:24:55 URL
Re: kohさんたら♡ : koh @-
憂すけさん

こんにちは。
ああ、もう最近憂すけさんのコメントを拝見する度、その言葉のチョイスに嫉妬する自分がいます。
取りあえず憂すけさんの現在の恥じらい残量が少なくなってきていることはわかりました。(失礼)
ウソよ、ウソウソ💦。あ、でもどうかなぁ……。←
このハジメテシリーズは何をどう妄想しても幸せな着地しか浮かばないので、妄想していて癒されるんです(´艸`*)。
ただーしっ!一話一話が長くなるから時間がかかるのじゃ、、、
ああ、でもいただくコメントでまたハジメテシリーズの別のお話も書きたくなってしまうくらい、嬉しいです✨。
ありがとうございました。
2017/09/26 Tue 16:29:44 URL
Re: 素敵なお話で幸せですo(^▽^)o : koh @-
m~コメント主様

こんにちは。
お返事が遅くなってしまってすみません💦。
暫く仕事に追われていたので27日までは創作もTwitterもお休み宣言をしていたにもかかわらず、誘惑に負けて書いちゃいました(´▽`;)。やっぱり書かずにはいられません💦。
でも書いた方が俄然お仕事がはかどり出したので結果オーライです✨✨。
お風呂上がりの体温ってホカホカで気持ちがいいですよね♪それでせっせとあかねちゃんを温めてやや暴走してしまう乱馬君を妄想するだけで、幸せな気持ちと笑いが込み上げてくるのでPC前の私の表情は大変なことになっています笑。
そして体力勝負のあかねちゃんが……ああ~~。
あ、あと人魚姫まで読み返していただき、ありがとうございます涙✨✨。
私も勇気を出して読み返してみようかな……(/ω\)///
そうそう、私の住む地域でもインフルエンザが早くも始まっているみたいです💦
こればっかりは運もありますが、手洗いうがいをしっかりして今年も乗り切りたいと思います!
ありがとうございました✨
2017/09/26 Tue 16:36:02 URL
Re: お忙しいなか : koh @-
ゆ~コメント主様

こんにちは。
ホッとする。
そう言っていただけてなんだか妙に嬉しくなってしまいました////。
そうそう、ホッとしてふわ~っと甘くあったかいパンケーキみたいなお話を書きたかったんです。
なぜかテーマは女の子の日でしたが、ソウイウ事をしなくても心を通わせる二人が見たいなぁって勝手に自家発電してしまいました(´艸`*)♡
女の子として大事にされるハジメテもそうですし、あかねちゃんを特別な女の子として扱う乱馬もまた沢山のハジメテを重ねていって、いつかは当たり前になっていってしまうことも一つずつ始まりを大事にしていって欲しいなぁと思うとともに、若い二人にエールを送りたい。
そんなシリーズです✨✨。
2017/09/26 Tue 16:41:37 URL
Re: かわい~(*´∇`*) : koh @-
K~コメント主様

こんにちは。
男の人の手って温かくて気持ちいいですよね♪
何となく乱馬って体温が高そうだから、ホカホカあったかいだろうなぁって(*^^*)。
私は未だに主人の前で着替えたり「生理」と堂々と言えないので、このシリーズはついあかねちゃん視点で考えてしまうことが多いかもしれません(^^;。
もっと明るくサバサバっと言っちゃえ~と思うのに、いざとなると言えないっていう💦。
女の子視点の時はいつも「他の人はどうしてるの~」と思いながら、「これってありかな?ありだよね?」ってブツブツ怪しく呟いてキーを叩いています笑。
そして我慢の子、乱馬……。
まさに乱馬がタンマな五日間でした。
ああ、乱馬君に我慢させるの楽しい……♡♡←
2017/09/26 Tue 16:48:06 URL
Re: キュンキュンしました(*^o^*) : koh @-
お~コメント主様(Twitterの方ですよね??)

こんにちは。
前回に続き、こちらにコメントをいただいて感激しています✨。
ありがとうございます✨✨
そしてお金はないけれど愛だけはある乱馬の策を“二度目の恋に落ちちゃう”と言っていただき、私がコメント主様に恋に落ちちゃいます……涙。
こうした優しさって物と違って時間が経っても色褪せないですよね。
だからこそ、スマートではなくても二人には気持ちを見せ合って夫婦として成長していって欲しいなぁって思います(´艸`*)。
そして夫婦になってから ますますお互いのことを好きになっていくんでしょうね。
ああ、乱あちゃん かわいい……////

あ、あと学校のカイダン、読んでいただけてすごく嬉しいです////
Twitterのリスインはあくまで那由他さんが描かれたイラストを見るためのものなのでお話を読むのには差し支えないのですが、もしもイラストのほうもご興味がありましたらいつでもいいねして下さいね♡(エッチでかわいい乱あちゃんです///)
2017/09/26 Tue 16:55:50 URL
Re: 初々しい(*´∇`*) : koh @-
ようこさん

こんにちは。
乱馬の質問がいちいち直球なので「おいおい、そのくらいわかるだろ!?」と突っ込みたくなるのですが、最初って本当に分からないみたいなんですよね。
力とか背恰好だけではなく、なんだかこんなところで妙に男女の違いを感じてしまいます。
そして分からないなりになんとかしてあげたいと思うのもまた愛情だなぁと(´艸`*)♡
なのになのに、そこに洩れなく男の生理現象も付いてきてしまうわけで笑。
そりゃあねえ、柔らかい身体に密着してるんですもの。ああ、こういう鬼仕様、ほんと好き……。
しかもその反応の意味をちゃんとわかってしまうあかねちゃん。成長したねぇなんていちいち感慨深くなりながら楽しく書いていました(*^^*)。
実は目標の27日までに仕事のカタをつけるのは無理だとわかったのですが、こうなったら開き直ってのんびり創作も始めちゃいます笑。←意志が弱い
コメントありがとうございました✨
2017/09/26 Tue 17:02:22 URL

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