まだまだがんばれ、乱馬くん!
2018/01/31
こちらは【がんばれ、乱馬くん!】の拍手話の続きになります。
元の素敵なイラストにあった世界観はどこへやら……。
でも どうしても、若い疼きに悶える乱馬くんを放置することは出来なかったのです。
えいりさん、そして世の乱馬くん&あかねちゃん応援し隊の皆様。どうか石は投げないでください。
(拍手に心許ない決意表明がございます……)
元の素敵なイラストにあった世界観はどこへやら……。
でも どうしても、若い疼きに悶える乱馬くんを放置することは出来なかったのです。
えいりさん、そして世の乱馬くん&あかねちゃん応援し隊の皆様。どうか石は投げないでください。
(拍手に心許ない決意表明がございます……)
【 まだまだがんばれ、乱馬くん! 】
「ところで一つ聞きたいんだが、人間ってどのくらい殴れば死なずに記憶だけ失うと思う?」
「やめなさい、乱馬っ!」
笑顔に浮かぶ青筋。まるでどこかの俳優のように笑いながら怒るという器用な真似をしながら、あかねに説き伏せられてトボトボと家路に着く二人。足元に落ちた影は細く長く、まるで乱馬の後ろ髪を引く気持ちを表すようにホテルへと別れを告げる。
あれから乱馬は一言も喋らない。が、当然といえば当然だろう。なぜならついさっきまで発射装置の導火線に油を浸しておきながら、あと一歩というところでこの有様だ。それは十七歳のパッション溢れる肉体に対してあまりにもむごい仕打ちであったが、時に運命とは残酷なものなのである。
そんな乱馬は昂ぶる熱をやり過ごそうと必死だった。なんせ家に着くまでにはまだかなりの距離がある。それまでに空室ランプの光るホテルに遭遇するという奇跡でも起こってくれればいいのだが、あいにくそんな展開は期待できそうにない以上、行き過ぎた主張は控えなければならない。そう。いくら間もなく二月になるといっても、こんなところで股間にフレッシュな恵方巻を持ち歩いている場合ではないのだ。
(クソ……っ、さっきのモブキャラめ! 今度会ったらぶっ飛ばしてやる!)
が、残念無念。そのモブキャラが登場する予定は二度とない。多分。
あいつさえいなければ今ごろ一発目のどデカイ花火を打ち上げ、しばしの休憩を挟んで更なるSparkle……じゃなかった、スパーク弾けるところだったのに、それは儚い夢と散る。
乱馬の脳内でけちょんけちょんのぎったんぎったんに痛めつけられる哀れモブキャラ。その隣でバッグの取っ手を両手で握りしめ、そっと溜め息を零すのはあかねだった。
(やっぱり怒ってるのかしら……)
思い返せば先週、あかりの元へ良牙を送ってあげようと言い出したのはあかねのほうだった。そして今回も、下着の回想や勿体ぶる素振りを見せずにさっさと建物の中に引っ込んでしまえばこんな結果にはならなかったのかもしれない――が、一度は恥じらってみせる。これは乙女にとって絶対のステップであり、それ抜きにしていきなりホップステップホテルにインなど出来るわけもなかった。
気まずい。
そんな四文字が二人の周りをふわふわと浮遊する。
しかし、そこで健気なまでの優しさと気遣いが見せるのがあかねであり、乱馬の半分はあかねの優しさで成り立っているといっても過言ではなかった。
ザッ、ザッと足音が響く中、意識してあかねが明るい声を出す。
「ねえ、しりとりしない?」
「しりとり?」
「そう。じゃあ、しりとりの り」
「……理不尽」
「ちょっとぉっ!」
ほら、この通り。乱馬のもう半分は幼さで出来ている。
「真面目にやってよ!」
「るせーなっ。おれはしりとりなんかやりたくねーんだよ」
そりゃそうだろう。乱馬が本当にやりたかったこと。成し遂げたかったこと。それはみな全てまるっとお見通しである。が、それでも行かせないといったらイカせてあげられないのだ。
気を取り直し、あかねがもう一度仕切り直す。いい子だ。いっそ結婚しろ。
「いい? もう一回ね。しりとりの、り」
「……リベンジ」
なかなか意味深だが、敢えて追求しないで次にいこう。
「じ、かあ。じ、じ、じ、じぃ…………」
えっ!? じ、自慰……っ!?
「自制!」
ああ良かった、どうやら聞き間違いだったようである。それにしても あかねもなかなか際どいところも突いてくるではないか。乱馬といい勝負だ、結婚しろ。
「い、かよ。い、い、………………………………いく」
「えっ!?」
い、イく……っ!? ここで!?
「いくら」
「あっ、な、なんだ! いくらね、いくら。やだもうっ」
あかねだって。
あかねだってけっして嫌ではなかった。いや、寧ろガッカリした気持ちは可愛らしいウールのコートの下に隠しているだけなのだ。
そんなあかねは自身の勘違いに内心取り乱しつつ、それでも表面上はポッと頬を染める程度に留めて早速『ら』から始まる言葉を探す。
「ら、かぁ。ら、ら、ら、ら……………………ラブ……」
ラブときたら ここはもうラブホテルしかないだろう。
しかし、ハッと正気を取り戻したあかねは速やかに軌道修正を図ることに成功した。
そう。『ら』から始まる鉄板といったらアレしかない。
「ラッパ!」
十七歳の少女が自信満々に答える。
「パンツっ!」
それにすかさず答えるのは、これまた鉄板には鉄板で対抗する乱馬であった。
無論、本来ならばそのパンツを脱がせたかったのは言うまでもない。
「つ、つ、つ…………積み木」
「休憩」
おっと。ここで諦めきれない乱馬の本音が顔を覗かせた。しかし安心して欲しい。幸いにも乱馬が殴り飛ばされることはなく、そこには真顔のあかねが少し困ったように眉を寄せるだけだった。
「休憩って……こ、この時間から休憩だけっていうのは、その、ちょっと無理なんじゃない?」
「え?」
「え?」
ぴゅるると冷たい風が二人の間をすり抜ける。
「お、おめー、随分とホテル事情に詳しーんだな」
「え? ちっ、違……っ! そ、そうじゃなくて!」
「そっかそっか。あかねも行きたかったのか」
「だからちがーう!」
ボンと爆発したように真っ赤に顔を染めるあかね。しかし、その様子を見て乱馬はほんの少しだけ溜飲が下がる。
そっか。期待してたのはおれだけじゃないんだ。そっか。
そうわかった途端、グンと気持ちは前を向くもので。
ついでに治まりかけていた熱も再びじわりと期待値を上げてくる。まるで壊れかけのホットプレートだ。
「いーから『い』だぞ」
「い、ね。い……い、いい、い、い……、」
「……あ、あのよー、」
「なによ」
「そーやって切なげに『いい……っ』とか言うのやめてくんねえ?」
「せ、切なげになんか言ってないもんっ。家!」
「いえ?」
「そう、家よ。え!」
「え、え、延長」
ここまでくると乱馬の執念にある種の敬意を示したくもなる。しかし、ダメといったらダメ。今日は空室のホテルは見つからないのだ。
「う、う…………うさぎ!」
流石あかね。ここにきて再び王道のキーワードでかわいく返し、これに対して『ぎ』から始まる適当な言葉を見つけられなかった乱馬は「ギター」とこれまた単純な名称で答える。
(あ、かぁ……)
『あ』から始まる言葉ならいくらでもある。
アイス、青空、赤貝、秋栗、アクにあけび。若干しりとりには出てこないような単語も交じっているが、ざっと五十音順に思い浮かべてみてもこの通りで。
しかし、あかねはそのどれも選ばなかった。
かわりに乱馬の手をキュッと握り、前を向いたままマフラーの中に口元まで埋める。
「ありがとう、今日……」
「え?」
「デート。楽しかった」
「お、おう」
キュン……っ。
乱馬の心臓が素手で掴まれたように高鳴った。
「それから…………ちょっと残念だったね」
「え……っ」
「……なんでもない。残念だったね、の『ね』よ」
「ネ、ネコっ!」
「なによ、ネコ嫌いなくせに」
「やかましいっ。咄嗟に出てきたんでぃ」
そう。アノ時の子猫の様なあかねの声を思い出し、口から出てきたのはこの世で一番嫌いな存在で。
そんな乱馬の頭の中でアノ時のあかねの声がにゃんにゃん再生されていることなど露ほども知らないあかねは無邪気にしりとりの続きを考える。
「こ、かぁ。こ、こ、こ、こ…………。……恋」
「こ、濃い!?」
「そう。恋」
これが十七歳の男女の違いだと、いつか笑って振り返る日が来るだろう。
きらきらと瞳を輝かせながら、乱馬に恋するあかねがそっと横顔を見上げる。
その隣では同じく、自身の濃い欲望を吐き出したい乱馬が頰を紅潮させてあかねを見つめた。いいからもう結婚しろ。
「…………い、い、い……家に帰ったら、えと、」
「え? 家に帰ったら……なに?」
「い、いや、だからな? その、家に帰ったら…………す、する……?」
「す、するって……!」
しかし、本当はわかっている。
それが冗談でもなんでもなく、乱馬の本心であり願望でもあるということを。
だけどこんな時、一体どうやって答えるのが正解なのだろう。
大体 家に帰って何をするのかはっきりと明言されていない以上、これでもしもあかねの勘違いだとしたら早とちりした乙女心は立ち直れない。
ならばここは一旦、とぼけてみせよう。
おそらく まずあかねの想像したことで間違いないのだが、今までの乱馬の天邪鬼な振る舞い故にあかねが慎重を期してしまうのも無理はなかった。
「……る。る、る、る……………………ルッコラ」
「おい、誤魔化すんじゃねえっ」
「う、うるさいわねっ、今はしりとり中でしょ? ほら、ルッコラの『ら』よ」
「ラブホテルっ!」
「ちょ……っ」
「ほれ、また『る』だぞっ」
「ちょ、ちょっと待ってよ、『る』でしょ? る、る、る、る……ルアー!」
「愛を確かめ合うためのラブホテル!」
「ばかっ」
もうやけくそである。
あの乱馬が。
あの乱馬が、こんなにも捨て身で己の欲求をぶつけてくる、その方法はお世辞にもスマートとは言えなかったが、それがあかねにとっては不思議と愛おしく思えた。これぞ恋の魔法である。
「る?」
「そー。また『る』」
意地悪。そう言ってぷくっと頬を膨らませてみせるあかねの仕草に、またもや乱馬の心臓がキュンっと鳴る。
ああ、もう頼むから結婚してくれ。
「る……る……」
「……」
気が付くと辺りに人影は見えなくなっていた。
暗い夜道で二人きり。それが乱馬とあかねをほんの少しだけ大胆にさせる。
「る、る、る……………………留守、だったら…………」
「え?」
「……お姉ちゃんが。もしも今晩、留守にしてたら……ね」
「そ……それって、えっと、」
「ほら、『ら』よ」
「ラブホっ!」
「あんたって人は……っ」
せっかくのちょっといいムードを台無しにされ、流石のあかねも口を尖らせた。
いいかげん、ラブホの件は諦めろ。そう突きつけるように全く色気のない言葉をチョイスして返す。
「ほ、ほ……方向音痴!」
「血まつりっ」
執念深い。いや、そのくらい悔しかったのか?
とにかく方向音痴は血まつり。なんとも物騒な連想ゲームならぬしりとりではあるが、元来負けず嫌いの二人のこと。意地でもこのしりとりを自分から終わらせるわけにはいかない。
「ほら、血まつりの『り』だぞ」
「わかってるわよ。り、でしょ。り、り、り、り……」
しりとりでなぜ血まつりなどと穏やかでないキーワードが出てくるのか凡人には理解の範疇を越えるが、それを気にしないあかねの大らかさもまた魅力のひとつだった。
そして時に、乱馬の背中をグンと押す漢気も。
「…………リトライ、する? 今度」
「え? リ、リトライって…………」
「……」
「す、するっ! こ、今度っていつ!? な、なんなら明日でも、」
「ブー。明日だと明後日が学校だからダメでしょ」
「学校なんか一日くれえいいじゃねーか」
「ばかっ」
ああ、やっぱりあかねはかわいいな。
三度 乱馬の心臓がキュンと鳴る。ついでに下半身もギュンギュンだ。が、そこは下半身は別の生き物たる所以、そんな素振りはこれっぽっちも見せずに繋いだ手をぶんぶんと振ってみせる。ああもう、頼むから。頼むから一日も早く結婚しろ。
「こうしてるとあったかいわね」
「まーな」
「本当は少し怒ってる?」
「なんで?」
「良牙くんのこと。あたしが送ってあげようなんて言ったから」
「……ばーか。別に怒ってるわけじゃねえよ」
あかねにはな。だが良牙、あいつは今度会ったらタダじゃおかねえ。
ふっと微笑んでみせる表情の裏に本音を隠せるようになったのは、あかねと付き合うようになって少しだけ乱馬が成長した証だ。
「なんだかんだあったけど、今日は楽しかったわね」
「……言っとくけど、おれはこれで今日を終わらせる気はねーからな?」
「はいはい」
「真面目に聞け!」
「わかったってば」
「あかねっ」
「…………今日はどうだかわからないけど」
はぁ……、と。
マフラーの中で吐いた息が、微かに白く変わって闇の中に溶けていく。
「……………………今度の週末ね」
「え?」
「……」
「しゅ、週末って……え? ほ、ホントに……!?」
ホントに? の、に、に、に、に…………
虹。
二人の上にファンタスティックな虹がかかるような、そんな秘密の約束だった。
…………なーんてきれいに終わるわけもなく。
もしかしたら。
もしかしたらなびきも週末の夜をどこか自宅以外で謳歌しているかもしれない。
微かに祈るような淡い期待はそうそう都合よく叶うものではなく、家に帰った二人を真っ先に出迎えてくれたのは居間でごろごろしながらせんべいを齧るなびきの姿だった。
「あら。あんたたち、もう帰って来たの? まったく、週末くらいちょっとホテルにでも行けばいいのに」
「おねえちゃんっ!」
「冗談よ冗談。乱馬くんにそんな甲斐性があるわけないじゃない」
ひらひらと手を振るなびきに軽くあしらわれる乱馬とあかね。そりゃ行けるもんなら行ってみたい。だが、無理なものは無理なのだ。ならばせめて自宅ででも……と思うのだが、休みの日は夜更かしが恒例のなびきを隣に二人が肌を重ねるチャンスは完全に消え失せる。ああ、だからさっさと結婚してしまえば良かったのに。 ※まだ十七歳
行きたいのに行けない。
イキたいのに二人ではイケない。
神はどこまでも残酷であった。
しかし、まだ乱馬には心の拠り所がある。それは他ならぬあかね自身が口にした今週末のお約束だ
……………………ったのだが。
「ごめん……。あ、あの、アレになっちゃった……」
土曜日の朝。しょぼんと申し訳なさそうに指を組むあかねに、仕方ないさと笑ってみせた乱馬の瞳にはうっすら光るものがあったことなど、けっして気付いてはならない。これが時に恋人同士へ求められる『気のせいで済ませる優しさ』なのだ。
さて。それではここでもう一度、先週のしりとりをおさらいしてみよう。
―― ……………………今度の週末ね
―― え?
―― ……
―― しゅ、週末って……え? ほ、ホントに……!?
に、に、に、に…………
二 度 あ る こ と は 三 度 あ る 。
そんな世の中の理不尽さに涙を飲みながらも。
めげるな、乱馬くん。
がんばれ、乱馬くん。
ぎゃふんっ!
< END >
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- がんばれ、乱馬くん!
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- 言い訳と口実は傘の下(Twitter・SS創作)
comment
声出して笑っちゃいましたよ!。゚(゚^Д^゚)゚。
まさかの「セ・ツ・ブ・ン」ネタに「sparkle」ネタまでブッ込んでくるとは…!
思う存分遊んでますね~(σ≧▽≦)σ
そしてやっぱりドSを通り越した鬼畜っぷり!
嫌いじゃないですぅ♪むしろ大好物ですぅ♪
あー、楽しかった♪♪♪
こういう言葉遊びホント大好きです(*^^*)
・・・・言ってもいい?
・・・・。
昨日あたしを姫抱っこしてくれた、あのあなたが・・・っ!!翌日の朝にはもう・・・っ?
嗚呼・・・昨日のカフェでの笑顔が、霧の彼方に遠のいていく・・・( ;∀;)
――・・・ふっ。流石だぜブラザー!!
心の声が入る所も、ソーグッドだ!
一番好きな所はね?yes!勿論「血祭り」だぜ!!(^^)v
まさか続きまで書いてくださるだなんて…!
もう本当に幸せすぎて逝きそうです…。
電車内で拝見して、終始にやけっぱなし笑いっぱなしでした!(*´Д`)
乱馬のヤりたくてしょうがない健全な青い男子具合が最高で最高で…!
そしてやっぱり最後はあかねが素直に可愛いこと言ってくれちゃうのがもう本当大大大大大大大(…∞)好物です…////
あかねは本当に可愛い…;///;
kohさんの読者を引き込ませる文章運びや多彩な単語使い、本当に大好きです。
笑えて萌えてやっぱり笑えるお話を本当に本当にありがとうございました…!;;
…次こそがんばれ、乱馬くん!(乱馬くん!)((らんまくん・・)(エコー)
わーい、ありがとうございます(*^^*)
娘が真面目に英語のレッスン中、オカンはしれっと投稿するっていうね笑。
もうメチャクチャ×∞楽しかったです♡(知ってる)
っていうか、これを明け方起きた五分後に書き始める私よ……アホか。
でもってなぜこれだけ夕方五時に投稿したかというと、「間もなく二月に~」というくだりから「あっやばい!これ一月中に投稿しなくちゃっ!」という謎の気真面目さが顔を覗かせたからでした笑。
恵方巻にSparkle……やばっ、私の隠された本性がダダ漏れしだしてますw
たまにこんな風に鬼仕様のお話が降ってくると、どうにもこうにも手が止まらず……おかげでこの日の仕事は終始機嫌よくこなせました^^。
あー、日本語って素晴らしい!
ね。今朝ってなに? 私もそう思います笑。
(ただ、基本的に創作は家族が起きる前なんですよ~^^)
寝起きですぐさましりとりの図を紙に書き出し、そこから単語同士を繋げていくという荒業をする女。
楽しい時の瞬発力には我ながら自信ありですww
その前の日はこの手で憂すけさんをお姫様抱っこしていたのに……私ってやつぁ。
あ、でもそういう人だって憂すけさんにはバレてるからいっか(*^^*)。
Twitterでもえいりさんと憂すけさんが楽しそうに会話されててフフフ♡となってしまいました。
この度は素敵なイラストに(こんな)お話を書くことを快諾してくださり、本当に本当にありがとうございました✨✨。
初めましてのご挨拶をしてからどんだけの圧なんだよ!?と自分の押し具合に引くくらいでしたが、温かく受け止めていただいて感謝感激です✨✨
そして、どうせなら帰宅中にテロってやろうと笑。
もう高校生乱馬くんの○りたい盛りが大好きなんです////
いちいちムクムクしちゃう乱馬くんの乱馬くんとか顔と下半身が噛み合っていない乱馬くんとか恵方巻な乱馬くんとか大好物です。←
そしてなんといっても それを恥ずかしがりつつちゃんと受け止めてちょっぴり期待なんかもしちゃうあかねちゃんがかわいくてかわいくて……あー早く結婚しろっ。
(でも本音はこのままずっと許婚でモダモダしてて欲しかったりします)
とにかく手が止まる瞬間がないくらいに楽しく、二人がギャンギャンやり取りしているのを形にしたらこうなっていました笑。
あ、でもホテルオムニバスは半年くらい前からずっと構想にあるので、そこでまた遊ぶ予定です^^。
本当にありがとうございました♡♡
これからもえいりさんの素敵な作品を楽しみにしています////
おかしい……。
前回のあの終りでは可哀想だと思って書き始めた筈なのに、気付けば更に鬼仕様になっているという笑。
ごめんよー乱馬くん、あかねちゃん。kohおばさんは書いていてとても楽しかったのです^^。
でもって付き合う前はこんな本音を絶対あかねちゃんには言えなかったと思うのですが、乱馬の悔しい思いを正直にあかねちゃんにぶつけちゃうあたりが個人的に萌えるなぁと。
結婚しろと突っ込みつつ、いつまでもこの関係でモダモダしているのが大好物だったりもします////
なんだったらその後ようやくホテルに行けるってなった時、なびきに脅されてお財布がスッカラカンになったりね笑。
ああ、笑いが止まらない。←
で、でもコメント主様の言う通り、十七歳にしてあかねちゃんの味を知っているだけでも幸せですよね^^。
……よしっ。じゃあもう少し虐めてプラマイゼロに…………嘘です。嘘ですっ。
なにはともあれ、笑いつつ、キュンとしていただけたら嬉しいです♡
PS.私もTRICK大好きだったんですよ~♡人生の中で観た数少ないドラマのうちの一つです^^。
私も久々に読み返しましてね、「やだ……この人、本当に鬼?」ってドン引きしましたよ。
あれかな。もしかしてフレッシュな恵方巻をもってして追い払うべく鬼は私のことだったのかな笑。
ぶらぶらフレッシュな恵方巻。このパワーワードだけで素敵な元のイラストから一気にゲスい世界にワープするわたし……。あんなに苦労して書き上げたSparkleまでここで出てくるとは思いもしませんでした笑。
もうね、どこかに空室!空室を用意してあげてください!
なぜだか私の頭の中では「救命救急24時」で青いオペ着に身を包んだ江口さんが「おいっ!部屋(オペ室)開いてるかっ!?」と切羽詰まって問い合わせしてるシーンが脳裏を過ぎって大変です。なんという江口洋介のもらい事故感……。
いつかっ!いつか必ず~っ!!(ほんとか?)
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